自分的三大◯◯
最近すっかりギターブログみたくなってしまって、クラシック感はほぼほぼゼロになってしまいましたね。我ながら過去の記事とのギャップがすごい…。まあ、そこについては温かく見守っていただけたら幸いです…。
今日は個人的に好きな日本のミュージシャンやバンドについて解説したいと思います。
自分的三大ギタリスト
①アベフトシ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)
僕にとっては永遠のロックスター。激しいカッティングに注目されがちですが、ライブの音源や動画を見ていただければ分かる通り、技術もかなり高く、CD音源よりもライブ音源のほうが優れた演奏をしているんじゃないかと感じる、稀有なギタリストです。僕にとっては唯一無二の存在であり、テレキャスター使いとしても日本一と思ってます。
②上原子友康(怒髪天)
数年前に友人に誘われて、それまで全く知らなかった怒髪天のライブに行きました。そこで目を奪われたのが王子こと友康さんのプレーでした。今ではバンドとしても怒髪天は好きですけど、ライブに行ったら申し訳ないけどほぼ友康さんにしか目がいきません。とにかく圧倒的な技術があり魅力的なギタリストです。ストラト使いとしては日本一と個人的には思ってます。曲調の振り幅が大きい怒髪天のほぼ全ての作曲を担っている点でも天才と思います。
③横山健(Hi-STANDARD)
正確に言うと、活動休止前のHi-STANDARDの頃の健さんが好きです。今ではすっかりホロウボディのグレッチのギターばかり弾くようになってしまいましたが、あのナビゲーターのレスポールタイプを切り裂くように弾いていた頃の健さんが好きだったなー。Hi-STANDARDのアルバム「MAKING THE ROAD」は、間違いなく日本のロックシーンに残る傑作です。でも今では音も丸くなっちゃってさらに不◯までしちゃって…正直どうだかなーという部分もあります…。
◯三大ギタリスト補足
個人的に「昔は良かった…」というギタリストは実は他にも結構います。元BOØWYの布袋さんなんかは昔大好きでよくライブにも行きましたけど、今はなんというか…勿論好きは好きですが、やっぱり歳をとったな…という感じで。それはそれで「今の味」ってのは勿論あるんですが、やはり若い頃のプレーとは違うわけですね。健さんも然りです。使ってるギターも違ってたりするわけですしね。だから個人的には、友康さんなんかはストラト一筋だし、アベフトシなんかもテレキャスター以外のイメージはほぼないですから、そういう方々のプレーがやっぱり特に好きですね。
自分的三大ベーシスト
①ウエノコウジ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)
僕の好きな、基本的に「アン直」(エフェクターを経由させずアンプ直結で音を出す)のベーシストです。ギターにおいてもアン直の音が好きなのでアベフトシや健さんが好きなわけですが、ベースでもアン直の音ってやっぱりアナログ感があってかっこいいですよねぇ。「音」としては一番好きなベーシストであり、そして見た目にも背が高くてスマートでかっこいいですよねぇ。
②JIRO(GLAY)
ピックを使い、ギターを弾くような腕の振りで楽しそうにベースを弾くJIROさんのプレースタイルが大好きです。かっこいいけどなかなか真似できないですよね。そしてあの明るい音とリズム感…確固たる自分のスタイルを持っているベーシストです。
③上ちゃん(マキシマム ザ ホルモン)
ホルモンのことを良く言わない人でも、上ちゃんのベースの腕だけは認める人の多いこと!(僕はホルモン大好きですよ) 僕はロックの入り口がBOØWYだったので基本的にピック弾きのベーシストが好きなんですが、上ちゃんだけはそういう次元ではないですね。とにかく技術と音が半端ない。全身刺青だらけなのにシャイで礼儀正しいところも大好きです。
◯三大ベーシスト補足
ベーシストに限ったことではありませんが、技術うんぬんよりも「自分のスタイル、自分の音」をしっかり確立しているミュージシャンが好きです。うまいだけなんて面白くもなんともないですからね。それはロックだろうがクラシックだろうが同じこと。根は同じなんです。
自分的三大ドラマー
①茂木欣一(東京スカパラダイスオーケストラ)
欣ちゃんのドラムは本当に大好きです。スカパラの現メンバーの中では確か最後に加入したと思いますが、それでいてスカサウンドの核を担っているわけですからね。そして欣ちゃん加入前と後では、はっきり言って別のバンドとも言えます。それくらい影響力があるということなんでしょう。僕は欣ちゃんが歌っている曲も好きで、「世界地図」とか「KinouKyouAshita」とかは本当におすすめです。
②恒岡章(Hi-STANDARD)
恒ちゃんはとにかく技術がすごいです(勿論技術だけの話ではないですが)。そしてアルバム「MAKING THE ROAD」より前とそれ以降でずいぶん腕が上がってる…と思うのは僕だけかな…?ベース&ボーカルの難波さんとギターの健さんにまず目が行きがちだけど、恒ちゃんあってのHi-STANDARDのサウンドだと思ってます。
③中村達也(BLANKEY JET CITY)
BLANKEY JET CITYは最近になって聴くようになりました。上記の欣ちゃんと恒ちゃんの音が明るい印象なのに対して、達也さんの音はエッジが効いていてカミソリのような印象を受けます。ひたすらカッコよくて、達也さんのドラムを聴きながら酒が呑める感じ(?)ですね。スカパラに欣ちゃんが加入するずっと前、予期せぬ事態からドラマーが不在になった際に、少ない準備期間にも関わらず達也さんがサポートドラマーとして見事にその穴を埋め、無事ツアーを敢行できたエピソードは有名ですね。世間的にちゃっとやらかしてはいるけど、きっと男気のある方なんだと思います!
◯三大ドラマー補足
ミッシェルのクハラさんを入れるか迷うところでしたが、三大◯◯にミッシェルのメンバーが3人も入ってるのはどうなんだ…ということで外しました(それだけの理由です…)。クハラさんもそうですが、僕はやっぱり明るい音とリズム感を持ってるドラマーが好きですね。特にクハラさんのドラムは、ボーカルのチバさんの声を含め超重厚なミッシェルのサウンドの中にあって、異質にならない絶妙なラインで明るくて少しポップなサウンドなんです。ミッシェルみたいなバンドがメジャーシーンで受け入れられた要因の一つがクハラさんのドラムにあると個人的には思っています。
好きなことをだらだら書くのって楽しいんですよね(需要はなくとも)。
次は好きなバンドの話をもう少し掘り下げて書きたいと思います。
ren