最近、有意義な記事を全然書いてないな、と。

というわけで?初年度生向けに企業法について書いてみようかと思います。


入門基礎と上級とで一番ギャップがある科目ですから、

どうしたらいいのかわからない人も多いのではないかと思います。

まぁ、まだ合格してない人間の戯言なので、参考程度に読んでもらえれば・・・。


おそらく、ほとんどの受験生は上級講義を消化するだけで年内は一杯一杯だろうと思います。

なので、基本的には講義を受けて丁寧に復習していけば十分だと思います。

ただ、そんな中でやっておいたほうがいいと思うことは、

模範解答をしっかり読み込んで分析しておくことでしょうか?

企業法は、答案構成さえできれば、合格ラインといっても言い過ぎではないと思います。

あとは、時間と相談しなが書いていくだけです。

ただ、答案構成するためには、最低限のインプットと論述のパターンが頭に入っていないとできません。

なので、模範解答を細部までしっかりと分析して、全体の構成と、

あとは過不足ない論述がどういうものなのか知っておくということです。

実際に自分で答案を書く必要はないので、模範解答を読んでおいたほうがいいでしょう。


そして、一番重要なことは、面倒でも、時間がなくても、いちいち条文を確認することでしょう。

テキストやレジュメを読み込むときに、これをやらないと無意味とまではいいませんが、

効果は半減するのではないかと思います。

また、これをやっておくと、まず、短答対策はかなり楽になります。

楽になるということは、他の科目に時間が割けて有利になるということです。

あとは、答案作成がすごく楽になります。

どこに根拠条文があるのかすぐに頭に浮かぶので、

答案構成も楽にできます。

何が何条に書いてあるのかあるていど頭に浮かばないようでは本番で困りますよ(笑)


初年度は企業法はわけがわからないまま進むかもしれませんが、

じっくり時間かけてまわしていけばば、いつのまにかわかるようになっていると思います。

そして、わかってきたなと思ったころには、答案も書けるようになっているはずです。

企業法は論理的な科目なので、論理体系がわかれば、必然的に書けます。


結論:企業法はあせらず、急がず、チマチマやるのが一番の近道。

    あとは、答案構成ができるように練習するだけ。

    ある意味、会計士試験で一番単純な科目。