原作もドラマも見てなかったんですが、良かったです。最初のうちはそうでもなかったんですが、話が進むうちにだんだん感情移入してきて、泣けてきました。周りでもすすり泣く音があちこちから聞こえてきました。

 きりんさんの演技も本当によかったですね。さすがです。娘さんもいい雰囲気出てました。それにしっても、そっくりですね。

で、試写会の後、監督さんの話をいろいろ聞けました。ひとつだけ書きますね。今回のテーマソングは福山雅治さんの曲なんですけど、これは、福山さんが直接監督さんに売り込みに来たそうです。小説を読んで、インスピレーションを得たので、どうしても、やりたかったようです。

 ほかにもオダギリさんの裏東京タワーの話や、内田さん(きりんさんの娘)の出演にいたるエピソードなど、いい話がたくさんきけました。

 この映画、ある程度年齢の高い男性が観ると、一番共感できると思います。自分と母親との関係を重ねていろいろ思うことがあるでしょうから。