■先日、ある瞬間、ふとしたことから、何十年も前に習ったあれが極意だったということに気づきました。
The secret lies in the beginning.
-はじめに極意あり-
簡単に例えると、本格的な運動の前に行う準備体操の、しかも最初のかかと上げ下げしながら手首をぶらぶらする動作が実は極意だった・・・みたいなレベルの話です。
まあ、今回気づいたことが、そんなに大事だと気づく人は、そうは居ないだろうな~と思います。
技術が進めば進むほど、逆に最初の・・・1丁目1番地どころか0丁目0番地こそが、実は非常に大事なことだったなどとは、おおかたの人は思いもつかないことでしょう。
■極意だの秘伝というのは、私も含む多くの人は、人に見つからないようなところに、ひっそりと隠されていると思うのが普通じゃないですか。
・・・しか~し、誰でも分かるところに堂々と野ざらしされ、誰でも見れるように放置してある場合も少なくないと思われます。
そういう視点で世の中の様々なことに視線を巡らすと、思いもかけないことに気づいて驚かされることがありそうです。
今年ももう終わるというこの局面で、大きな発見があって嬉しく思っています。
人に言うと、「そんなこと当たり前だろ!」の一言で終わるような些事ではありますが、これに気づかずに墓に入っていかずに済んで、胸を撫で下ろしております。
■その一方、足下を見ることの大切さを痛感させられました。
今年は暖かい日が多いので、あまりエアコンは使っていませんが、使うにしても大方18℃に設定しています。
先日、少し寒く感じたので、温度を上げようとリモコンの▲を押しても反応しません。
あれ?と思い、リモコンを見ると、液晶の数字が消えています。
おそらく、電池切れです。
こういう場合、電池を取り出してから入れ直すと、再度、復旧する場合が多々あります。
実際、試してみると、一時的に復旧したのですが、じきに消えているんです。
■ああ、これはダメだなと思い、単4電池2本を探し始めましたが、必ずどこかにあるはずなので、こういうときに限って出てきません。
それにしても、たった単4電池2本が切れて、エアコンのリモコンが動かないだけで、その不便さは相当なものです。
温度の変更ができないだけでなく、本体に操作パネルがありませんから、コンセントを抜かないと止めるに止められません。
リモコンというのは便利なアイテムではありますが、これが動かなくなると、かなり困った事態になります。
何億円もする大型コンピュータにしても、マウスやキーボードが壊れて操作命令を本体に伝えられなくなると、まったく用をなさなくなります。
■そういうことで、寒い夜中にたった単4電池2本を買うためにスーパーに出向かざるを得なくなりました。
買って戻って電池を入れ直すと、確かに以前より明るく液晶が表示されています。
それにしても、ここいらに単4電池があるはずだと思っていた所には実際は無くて、一体、どこに行ってしまったんだろう?という疑問は拭えませんでした。
ところが、何かを下に落とした際、拾おうと思ってデスクの下に潜ってみると、足元の先30cmのところに、単4電池2本が転がっているのを発見したのです。
自らのあまりのバカさ加減に嫌気がさしましたが、これはまさに看脚下【足下を看ろ】という、そのものスバリのお告げとしか思えませんでした。
■リモコンやマウスのように、無ければ著しく不便になるものの、普段はそんなことを考えもせずに使っているものが多々あります。
私は基本的にスマホ嫌いで、スマホ決済などやったこともありませんが(交通系カードも持っておらず、いちいち並んで切符を買っています)、これなんか天災や事故などで使えなくなると困ってしまう方が多いのではないでしょうか。
年末を迎え、当たり前に使っているものが使えなくなった場合にどうするかを、少し考えてみるのも悪くないのではないでしょうか。