当たり前の話だが、組織では、組織全体のパフォーマンスが重要で、そのために様々な施策や手法が駆使される。
個々人を徹底的に管理して最大のパフォーマンスを出させる、強権的なやり方もそのひとつ。
それが個々人の仕事に対する満足感や納得感を担保した上であれば、それも良いかもしれない。が、個々人の満足感や納得感をおざなりにして高圧的な手法を用いることは、短期的には良いパフォーマンスが出るかもしれないが、長期的には個人の疲弊が組織に拡がり、組織自体が崩れてしまう、と私は感じている。
以前、個人の満足より組織の満足が先だ、という上司に対して、個人の満足が基本ではないですか?と言ったことを思い出す。
先日ストレスチェックテストの集団分析の結果について、産業医の先生がお話された中で、個々人の満足が集団分析結果に繋がる、という言葉があった。
個人の満足感、納得感がなければ、組織への満足度が高くなるはずはない、組織への満足度が高くなければ、パフォーマンスは上がらない。
遠回りにみえるかもしれないが、個人の満足がスタートだということ、改めて教えられた。
来週8月18日の「みる・きく・はなす技術」講座では、このお話も分かりやすくお伝えする予定です。
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