昨日は私が習っているボーカル教室のアコースティックライブ、教室に通っているメンバーがそれぞれピアノやギターをバックに歌う、というイベント。
参加者は、ローティーンから80歳間近まで、幅広い。
学生なのか会社員なのか医者なのか主婦なのか、そんな属性は二の次にして楽しめる場だ。
そう、彼ら彼女らにもボーカル教室の生徒という一面以外にも、別の役割や場所があって、そこでは全く違う顔を見せているかもしれない。
そして、その別の場で一緒にいる人にとって、ライブの場は「裏」、知ることのない彼ら彼女らの一面になっているかもしれない。
いや、表と裏、の2面だけじゃなくて、他の面が幾つもあるのが、人間なんじゃないだろうか、と思う。
私も、ボーカル教室の生徒、ボランティアスタッフ、カウンセラ、…、それぞれ幾つもの世界、場、を持っている。
夫々の場では違う一面を見せている、はずだ。
正社員として働いていた頃、つい人のことを決めつけていた自分がいた。
あの人は昨夜も飲み過ぎたから今朝遅刻したのだろう、とか
何年も同じ職場で働いていると、その人のことを知っている、と思い込んでいた、無意識にそう考えていた。
けれど、その人にはその人の様々な一面があり、それが影響しあって行動に現れていること、今ならば気付くことができる。
その人のことは良く知らない、ということを今は知っている。
そんなお話も交えながら8月18日土曜日午前10時から「みる・きく・はなす技術」という講座を横浜で開催する。
職場のコミュニケーションや人間関係を見直すきっかけになる楽しい講座、ちょっと興味あるな~という人、夏休みの終わりに新しい出会いをと思っている人、ご参加待っています!