文字にすると簡単だけど、難しい。
義母や叔父に会うと、ついつい「頑張って運動してね」とか、「体操教室参加した?」とか、「今日は何曜日だったけ?」とか…
今の健康状態、QOLをキープしてほしいという、こちらの思いばかりが先立って、声を掛けてしまう。
当人にとっては、もう暑い毎日生きてるだけで充分頑張っているのだろうし、スッと立ち上がることができなくても何の支障もない、と感じているかもしれない。
「背中を押す」ことも本人が望めば、という一言を付け加えておく必要があるのでは、と高齢者と関わっていると感じる。
ただ、横に居て、ゆっくりと話に付き合う、呟きを聴く、寄り添う、時に笑い合う、そんな時間を過ごすことが大切なのかもしれない。
とここまで書いてきて、改めて気付く。
誰に対しても、何か気になることがある時には、特に、
聴くこと、寄り添うこと、そこからしか始まらない。