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正木明1の1(はじめ)

八十歳(2014)になって、「老いのうた」のタイトルで詩作を始めました。すっからかんの音と色と詩と・・・・・・・


             「無 絶」

      冷凍室で 冷凍され
      ぶら下がている 無様(ぶざま)な
      己の肉を見て
      元の牛は
      思わず
      「めえ―-」と 啼く
 
      「人間共よ
      お前たちを必ず
      水責め 火責めで 痛めつけ
      死なぬよう 追いつめてやる」
      牛は 思わず
      「もぉ一--」と 啼く
      いい気持ちだ
      もう一度 大きく啼こう
      一一一一一一一
      な ん だっ た け