7年前、シンガポールまで、

リチャード・ブランソン

直接会いに行った。

 

 

リチャード・ブランソンとは、

300社を超える関連企業を傘下に持ち、

世界数十カ国で事業を展開する

ヴァージン・グループ会長

 

 

昔の記録を振り返ってたら、、、

 

リチャード・ブランソンが、

座右の銘としている

ラドヤード・キプリングの詩

が出て来た。

 

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もしも

 

 

もしも、周りの人たちがひとり残らず

  我を忘れ非難を浴びせてきてもなお、

  自分を忘れないでいられるなら

もしも、すべての人から疑いの目を

  向けられてもなお

  自分を信じていられるなら

  そして、その疑いの目にも

  我慢していられるなら

 

 

 

もしも、待てるなら、しかも

  待つことに耐えられるなら

  あるいはウソをつかれてもなお、

  ウソというものにかかわらなければ

あるいは嫌われてもなお、

  相手を嫌いにならなければ

  そして、見栄を張らず、

  偉そうな口を利かなければ

 

 

 

もしも、夢を思い描け、

  しかもその夢にとらわれなければ

もしも、自分の頭で考え、しかも考えるために

  考えるようなまねをしなければ

もしも、輝かしい勝利と惨めな悲運の

  両方を経験し

  しかも、どちらの虚構にも

  同じ姿勢で臨めるなら

 

 

 

もしも、自ら語った真実が、

  卑怯な者によって愚か者を欺くために

  歪められ語られてもなお、

  耳をふさがずにいられるなら

はたまた、自分の人生をかけたものが

  壊されるのを見てもなお

  どこまでも耐えに耐え、

  自分の貫いてきた流儀でもとに戻せるなら

 

 

 

もしも、自分の勝ちという勝ちを

  たった一度の ”イチかバチか” の

  勝負に賭けられるなら

さらに、賭けに負けてもなお、

  最初からやり直せるなら

  しかも、その負けに一切繰り言を

  吐かなければ

 

 

 

もしも、自分の氣力、精神力、体力がすべて

  とっくに枯渇していてもなお、

  いざというときに振り絞れるなら

はたまた、たったひとつ自分の中に残っている

  鉄の意志からの「堪えろ」という声によって

  堪え続けられるなら

 

 

 

もしも、あまたの大衆と対話しながらもなお、

  自分の進むべき道を維持できるなら

  あるいは、王侯貴族と会話しながらもなお、

  大衆的な感覚を維持できるなら

もしも、敵からも愛する友人からも、

  傷つけられないなら

もしも、自分にとって誰もが

  大切と思いながらもなお、

  その思いに溺れないなら

 

 

 

もしも、長距離走の最後に待ち構える

  地獄の1分間を

  全身全霊をかけた60秒間にできるなら

 

お前のものになるのはこの地球、

 そして地上にあるものすべて

 

 そして何よりも、わが息子よ、

 それでこそお前は一人前の人間だ

 

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数年前にこの詩を読んだ時のことを、

僕は、次のようにノートに書いていた。

 

「この詩に出会った時

 僕は脳天から脊柱へ

 光の矢で射抜かれた衝撃を受けた。」

 

 

と。

 

 

 

 

そして、、、

 

 

次のリチャード・ブランソンの言葉も、

書き残していた。

 

 

 

 

その言葉とは、、、

 

 

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誰も、一生に稼いだ額で

記憶されるべきではない。

 

銀行口座に1000億円を残して死んでも、

あるいはまた、

枕の下に残した金が2000円でも、

  

それは実際にはさほど意味のない話だ。

 

金は人生において成し遂げた成果ではない。

 

大切なのは、、、

 

何か特別なものを生みだしたのかどうか、

 

そして、周りの人たちの人生に

何か本当の貢献をしたのかどうか、

ということだ。。

 

成功を収めている人たちは、

ほかの人にわからない特別な

秘密があるわけではない。

 

自分の目に、”勝ち組”と映る人たちを

氣にする必要もない。

 

それよりも、、、

 

心豊かな生活を送ってきた人たちの

知恵に耳を傾けよう。

 

それは例えば、、、

 

友だちや家族と過ごす時間を

作ってきた人たちのことだ。

 

成功の姿を幅広くとらえよう。

 

最高の、そして、、、

 

最も意味のある人生が、

常に幸福のうちに終わるとは限らない。

 

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「この言葉を聴いて、何を感じただろうか?

 ひとそれぞれかもしれないけど。。。

 僕にとっては、ベストなタイミングで

 『これだ!』って思える

 行動の指針を与えてくれた。」

 

 

と、ブランソンの詩とともに

記録してある。

 

 

 

今振り返ってみると、

赤字にした部分が印象的に残った。

 

 

僕は、

 

「心豊かな生活を送っている」

 

だろうか?

 

 

 

怪我をして強制的に内面を

見つめることになったら、、、

 

心豊かな生活を送ることの

重要性をあらためて感じるようになった。

 

 

ロンズー

 

追申:

7年前、リチャード・ブランソンの

成功の秘密を読み解こうとしていた。