沖縄(那覇市)奥武山公園内にある
「沖宮」は、最古の神地と言われ、
天燈山に鎮座する神社。
何度か訪れたことがあるが、、、
意識して回らないと、
見逃してしまう場所がたくさんある。
特に、天燈山のプールを挟んで向こう側にある
護国神社の裏側の御嶽は知られていない。
前回紹介した、
父龍 天龍大御神が祀られている。
よく見ると、
「天主大御神」と書いてある。
一説には、
天之御中主命様であるとも
言われている。
また、護国神社の
隠れた御神体であるとの説もある。
沖宮も知らないと本殿だけお参りして、
帰ってしまう人が多いらしいが、
もの凄く多くの神様が祀られていて、
龍神も隠されて祀られているらしい。
今回は、注意して回ったつもりだが、、、
見逃している場所もあるかもしれない。
少なくとも、せっかく沖宮に来たら、
天燈山御嶽に行かないともったいない。
天受久女竜宮王
底臣幸乙女王の石碑が祀ってある。
底臣幸乙女王とは?
(父)天龍大御神と(母)天久神乙女王御神の間に生まれた
3人の龍神 天風龍大神、天火龍大神、天水龍大神と結婚した。
3人の天女(表臣幸乙女王、中臣幸乙女王、底臣幸乙女王)のひとり
縁組は、
天受久女龍宮王御神(天照大御神)が、
降臨して行ったと言われている。
たくさん、神様の名前が出てくるので、
ここに整理しておこうと思う。
神世1代
・父龍 天龍大御神(てんりゅうおおおんかみ)
・母龍 天久臣乙女王神(あめくしんおとめおおおんかみ)
神世2代
・長男龍 天風龍大御神(あまふうりゅうおおかみ)
・次男龍 天火龍大御神(あまひりゅうおおかみ)
・三男龍 天水龍大御神(あますいりゅうおおかみ)
神世3代
・辨天負しろの大神(長男の長男)
・辨天負百津姫神(長男の長女)
・辨天負久知姫神(長男の次女)
・辨天負泰彦大神(長男の次男)
・仁天屋しろの大神(次男の長男)
・仁天屋船ひ久姫神(次男の長女)
・仁天屋船久久姫神(次男の次女)
・来天皇久能知大神(3男の長男)
・来天皇明久ひ姫神(3男の長女)
2代と3代の12龍神が12支となる
・子 天風龍大神
・丑 天火龍大神
・寅 天水龍大神
・卯 辨天負しろの大神
・辰 辨天負百津姫神
・巳 辨天負久知姫神
・午 辨天負泰彦大神
・未 仁天屋しろの大神
・申 仁天屋船ひ久姫神
・酉 仁天屋船久久姫神
・戌 来天皇久能知大神
・亥 来天皇明久ひ姫神
沖縄龍神巡りをするきっかけになった
部間権現の奥の祀られているのは天照大御神で、
子どもの龍達の縁組をしたと言われている。
天照大御神は、3度沖縄に降臨して、
降臨した時ごとに名前が異なる
・1回目 天受久女龍宮王御神(てんじゅくめりゅうぐうおうおんかみ)
・2回目 天智門女龍宮王御神(あまちじょうめりゅうぐうおうおんかみ)
・3回目 天受賀女龍宮王御神(てんじゅかめりゅうぐうおうおんかみ)
沖宮を回った時の映像を、
動画として編集しまとめたので、
こちらも観て欲しい。
沖縄の龍神巡りについて調べ始めたら、
もの凄く興味深い隠された説に出会う。
例えば、、、
邪馬台国は沖縄だったという説がある。
こんど、図書館で調べてみようと思う。
ロンズー

