先日も恩納村のイベントのあと、
アーティストの作品の価格設定の話になった。
1レッスン数万円の先生に繰り返し教わって、
技術を磨いた結果、音楽家となったとしても、、、
このコロナ渦の影響もあり、”あの有名な”音楽家でさえ、
アルバイトをして生計を維持している状況。
名が売れていなかったら、ギャラの相場は、
通常でも、かなり厳しい状況にある。
アーティストも同じ状況で、
技術を磨いた良い作品であっても、
必ずしも高く売れるかというと、
そうでは無い状況にあるのが常識だ!
それを風刺したある動画があるので、
ぜひとも観て欲しい!
この動画は、あの有名なBanksyの本物の作品を、
60ドルで路上で売った様子を撮影している。
はたして、いくら稼げたと思うだろうか?
1日の売り上げは420ドルだ!
無名のアーティストの作品なら、
これでもありかもしれないが。。。
それに対して、次の動画も見て欲しい。
Banksyの同様の作品を
オークション会場で売った様子だ。
売値は、なんと、140万ドル
日本円にして、
1億5500万円に相当する。
それも、数分の間に売れてしまった。
この違いはなんなのか?
それを風刺して、Banksyは、
自分の作品が落札された瞬間に、
シュレッダーにかけた。
このニュースは有名なので、
Banksyを知らなくてもご存知の方も多いと思う。
この二つのケースを比べて、
感じて欲しい!!
同じ人物が描いた作品の価格の差について、、、
なぜ、1方は買いたい人がたくさんいて、
1つの作品を、億越えの金額でも買うのか?
また、1方は、買いたい人がそれほどいないで、
60ドル(6千円程度)でも買わずに
素通りする人がたくさんいるのか?
ポイントは、路上の場合は、
そもそもアートに興味がない人が多く、
興味があっても、60ドルだと安すぎて本物だと思わない。
それに対して、、、
オークション会場では、本氣で欲しい人が買いにきて、
高額で購入できる人だけが参加している。
つまり、、、
勝負しているマーケットが違うのだ!
もし、あなたがアーティストで、
できるだけ大切にして貰える人に、
高額で購入してもらいたかったら、
誰に対してセースルするかを考えた方がいい。
買えない人に売ろうとしても、
欲しくても買えないのだ!
自分ビジネスの場合、お客さんのペルソナは、
過去の自分自身となる。
※ペルソナとは、簡単に言うと典型的なユーザー像のこと
もし、過去の自分自身が欲しくても買えない価格なら、
今の自分のアート作品を買うことはできない。
だから、、、
アート作品をある程度高額で販売するためには、
アート作品に興味があり、高額でも買える人に
アプローチしなければならない。
※この部分が、自分ビジネスをアート作品で勝負している人の課題となる
つまりその場合のマーケティング戦略は、
数多くのフォロワーを集めることなんかよりも、
たった一人のパトロンの方が重要になるかもしれない。
もっと現実的に言うと、、、
数千人の読者やフォロワーを獲得するよりも、
数百人や数十人のロイヤルカスタマーで十分かもしれない。
すると、、、
行動の取り方や、発言の仕方も、自己表現も、
作品の告知の方法も変わってくると思う。
売る方法や、売る場所が
必然的に変わってくる。
僕も、12月からお金を稼いで、
”ある場所”を運営する経費を
捻出しなければならなくなった。
また、リサの大阪の家も引き払ってしまい、
沖縄に住まわせることにした。
そこで、、、
状況が急激に変わり、毎月自らイベントも企画するし、
物販にも挑戦してみようと思っている。
ちなみに、今回、リサと一緒に
販売しようと思っているのは、
テラヘルツ鉱石のブレスレット。
こんなやつ!
ネットで調べると、同様に見えるものが、
高額なものは16万円から、
安いものだと数千円のものまで幅がある。
ぱっと見、価格があってないようなものだ。
僕が、リサの紹介で仕入れできる商品は、
9.5という高純度で、以前は10数万円で
販売されていたものだ。
現在でも、3万8千円で販売しているとのこと。
これに付加価値をつけて、
10数万円とは言わないまでも、
それなりの価格で販売してみようと思う。
まずは、10個だけ限定で仕入れて、
特別に沖縄のパワースポットのエネルギーを込めて
テスト販売してみようと思う。
手に入れた人が、アンカーリングでき、
人生が変わるきっかけになればと思いをこめて。
ロンズー
追伸:
もうじき12月5日で56歳になる。
また、2021年は、何か人生がシフトする予感がする。
すでに、予感もあるので、今から助走して行こうと思う。
僕の取り組み方、真似してみようと思ったら、
どんどん真似してもらえたらと思っている。
自分ビジネス仲間には、
それなりに効果があれば、やり方もシェアする予定。

