「自分ビジネス」として、自分の作品を販売している人が

多いようだけど。。。

 

自身の作品が思うように売れていない人が

多いように感じた。

 

 

そこで、参考になればと思い、

以前、ブログで紹介した、絵本作家の

Shin Matsumotoさんのその後の様子をシェアしたい。

 

 

もし、あなたが、自分の愛情を込めた作品が

思うように売れていないとしたら、

参考になるかもしれない。

 

 

 

数日前、大阪の天満まで、会いに来てくれた時、

僕は、彼に、ちょっと厳しいことを言った。

 

その内容はこちら、、、


 

その時、僕は、Shinさんに絵本の売り方について

次のように言った。

 

「僕だったら、絵本「しあわせ」に

 作者の感動のストーリーを加える。」

 

 

そして、前回の記事には書かなかったけど、、、

 

「作品を売るためには、

 自分の作品に対する思い(愛情)を、

 思いっきり自己表現することが大切だ!」

 

と、

 

 

そして、さらに、厳しく言った。

 

「思いを込めた作品なのに、売れないのは、

 思い切った自己表現が足りないからだよ!」

 

って、

 

この言葉は、実は、僕自身が、

【八木さや自分ビジネス】に関わって、

さやちゃんの言葉から学んだものだ。

 

 

 

彼は、売れ残った絵本が手元に残っていた。

 

ボランティアで売っていたので、

 

「売れ残っても、まぁ〜いいか。」

 

という気持ちがどこかにあったらしい。

 

 

その深層心理に、自ら氣づいた、Shinさんは、

自身の作品に対する思い(愛情)を、

思いっきり自己表現しはじめた。

 

 

その次の日、彼がした自己表現の1つが次の文章だ。

 

 

彼のFacebookの記事から引用

==========

この絵本の表紙の絵は、原作者の想いが

いちばん込もっている場面だと思います。

 

この絵に関わる話がいくつかあるので紹介しますね。

 

 

この絵から絵本作りが始まったのですが

これほど困難な絵本作りになるとは想像できませんでした。

 

 

原作者さんのイメージはこうでした。

 

・お母さんが赤ちゃんにおっぱいをあげているところ。

・赤ちゃんの紅葉(紅葉)みたいな小さな手が

 お母さんのおっぱいをしっかり掴んでいる。

・お母さんが愛おしむような優しい目で赤ちゃんを見つめている。

 

 

この絵を描くのに2年以上かかりました。

いきなりスタートからつまずいたのです。

  

 

まず、おっぱいを描くことに抵抗がありましたが

ここはもう自分がエロい意識でいると絵にも出るし

そもそもそんな場面じゃないし、精神統一して

滝修行した後のような澄んだ心でクリアしましたw

 

 

いちばん困難だったのがお母さんの眼差しです。

これまでもかなり意識を向けて瞳を描いていましたが

今回のそれは、はるかに上のレベルが必要でした。

 

何度も何度も差し戻し・修正して何度目かで

原作者さんからOKがでました。

 

 

その間に、未提出のものやラフ画など含めると

数十枚の表紙を描いたのですが、いつの間にか

自分の思い描くイメージが高くなってしまって

OKがでた絵は、逆に自分がNGにしました。

 

そして、自分が納得いくものができるまで

描かせていただくことに了承いただきました。

 

 

... 

それから線画ができるまで2年です。

  

よく待っていただいたと思います。 

 

 

このあと、色を塗る作業に入るのですが

色の選択や塗り方でイメージがガラッと変わります。

ここまで繊細な絵は初めてでした。

 

他のページを描きながら、また納得いくまで描き続けて、

表紙が完成したのはほぼ制作の後半でした。

 

 

描いた後でも、もっと良くできるんじゃないかと

思うことはありましたが、完成した絵本を手に取って

見たこの表紙は、なんだか本当に幸せそうで

こだわってよかったなあ って思います。

 

気に入ってもらえたらすっごい嬉しいです。

ダメ出しされても大丈夫です。

あの時の自分の全力の絵ですから。

 

 

・・・・・ 

で、この絵は実はフェイクなのです。

本来ありえないアングルで描写されています。

 

 

そもそもね。

原作者さんのオーダーは再現不可能なのですよ。

 

「赤ちゃんの表情が見えて、

 お母さんが赤ちゃんを見つめている。」って場面は・・・

   

お母さんは横顔になるんです。

お母さんを前に向かせると赤ちゃんの表情は

ほぼ隠れちゃうんです。

 

 

無理すればできるかもですが、それは不自然になるし

CG加工すればできるでしょうけどリアルな分

なんとなく違和感は残るでしょうから

これはイラストだからできる描写だろうなって思います。

 

  

・・・・・  

この絵本の販売も明日までです。

残りも10冊切りました。

 

ここまできたら全部、全部必要な人に届けたい!

 

もしも迷っていたら、ぜひ手に入れてください。

いや...迷う前に入手してくださいw

 

★入手できるサイト情報はコメント欄に記載しておきます。

 

 

PS

今はもう入手不可能ですが、クラウドで絵本の塗り絵を作りました。

自分も一冊もらいました。

絵本作るときにたくさん塗ったので、もう塗らずに記念に取ってますが

その中の一枚:表紙の線画もお披露目します〜

 

線画と塗り2種類、

それそれのイメージの違いを比べてみてくださいね。

 
==========
 
この文章から、僕は、いままでと確実に違う
彼の思いを感じ取った。
 
 
そしたら、その日の内に、彼の作品は、
全て完売になった。
 
 
彼の絵に対する情熱が、僕の心も動かした。
 
彼のこの文章を読んだあと、
もう一度、彼の作品を見ると。
 
 
 
 
絵の向こう側に、彼の愛情が
前よりも強く感じられる。
 
 
 
僕は、その時、確信した。
 
 
僕は、マーケティング視点や、
セールススキルの視点から、
作品を有効的に販売する方法を考えていたけど、、、
 
 
さやちゃんが、繰り返し、
「自分ビジネス」の参加者へ伝えているように、
 
「作品が売れないのは、
 自身の作品に対する”愛情表現”が足りない!」
 
って、ことなんだと。。。
 
 

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