僕が龍馬に興味を持ったのは、、、

 

あのソフトバンクグループの創業者の孫正義 氏が

余命5年程度という病気になり経営難の状況になった時

 

「竜馬がゆく」を読んで、

「何事かを成す!」ことに挑戦し始めた話を聞いたから。

 

そして、ソフトバンクのブランドロゴは

坂本龍馬が率いた海援隊の旗印がモチーフだという。

 

そのくらい、影響を与えた坂本龍馬とは

どのような人物なのかと興味を持ち調べて行くうちに

僕自身も龍馬のファンになってしまった。

 

 

車で全国を車中泊して回った時も

龍馬や維新のゆかりの地をめぐって

当時のエネルギーを直接感じたいと思った。

 

 

 

その当時、手に入れにくかった海外の情報にも興味を持ち

ピストルを持ち歩いたり、、、

 

 

 

袴姿にブーツを履いていた。

 

 

こんなところからも、当時の『常識』に

とらわらない発想をしていたことが分かる。

 

 

また、だれもが考えていなかった維新後のビジョンも

龍馬がひとり見ていた。

 

そんな、世間を俯瞰して見る能力にたけていた。

 

 

また、海に憧れ、海外貿易のビジネスて的な可能性にも

目を向ける商才も持ち合わせていた。

 

日本最初の商社といわれる「亀山社中」を結成した。

 

 

人望があり、誰からも慕われていたと言われる。

 

 

でも、、、

 

 

そんな、周りの多くの人たちに氣を配っていたと思われる

坂本龍馬が意外な言葉を残している。

 

 

それは、、、

 

 

「衆人善を成さば、我独り悪を成せ。天下の事皆然り。」

「義理などは夢にも思う事なかれ。身を縛らるるものなり」

「薄情の道、不人情の道、忘るる事なかれ。

 是をかえって人の悦ぶ様にするを大智という」

 

という言葉だ。

 

 

この言葉を残していることから

僕は逆に推測している。

 

 

善をなそうとして、取り組むと

時に、理解してもらえず誹謗中傷にあう。

 

時には、命を狙われることさえ度々あった。

 

 

また、義理や人情も人一倍あったであろう龍馬は

大きな使命を成し遂げようとするとき

不義理だとか、薄情だとか、不人情だと言われ

傷ついたのだと思う。

 

だから、逆に、

 

不義理になること

薄情になること

不人情になることを

 

良しとしたのだと思う。

 

 

 

そして、龍馬が残した有名な言葉

 

「世の中のひとはなにをぞ言わば言え

 我が為すること我れのみぞ知る」

 

と言ったのだと思う。

 

 

この感覚、ある意味とても重要だと思う。

 

 

特に、つまらない氣を使って

「八方美人」になりがちな場合は

意識すべきだと思う。

 

 

ちなみに、「八方美人」になりがちな人は

糖尿病にもなりがちだという説も聞いたことがある。

 

 

まさしく、僕にとって意味ある”言葉”だと思う。

 

 

正直、僕は、、、

 

人からは、氣を使っているように思われないかもしれないが

内面では、必要以上に氣を遣い、疲れてしまう傾向がある。

 

そして、必要以上に氣をまわしているのに、空回りしてしまう。

 

 

こんな人多いのではないだろうか?

 

 

意外かもしれないが、僕もそんな人の1人だ。

 

 

頼まれると「No」と言えない傾向がある。

 

 

でも、、、

 

 

それをやっていて

逆に迷惑をかけてしまった経験もある。

 

 

やっぱり、龍馬の言葉を意識した方が良さそうだ。

 

「衆人善を成さば、我独り悪を成せ。天下の事皆然り。」

「義理などは夢にも思う事なかれ。身を縛らるるものなり」

「薄情の道、不人情の道、忘るる事なかれ。

 是をかえって人の悦ぶ様にするを大智という」

 

 

極論、

 

「悪を成す!」ぐらいのつもりで

 

自分の信じることに取り組む方が良さそうだ。

 

 

もしかしたら、これを読んでいる

「あ・な・た」も同じ部分に悩んでいるのでは?

 

 

 

ビジネスで成功するのも同じだと思う。

 

 

私のビジネスの師匠達も

「人からどのように思われるか氣にするな!」

と言う。

 

 

「『常識』の逆を行くことが成功の鍵だ」

とも言う。

 

 

つまり、龍馬の割り切り方が、龍馬の未来を見通す

俯瞰力を養ったのだと思う。

 

 

また、そこに葛藤があったからこそ

これらの言葉を残したのだと思う。

 

 

僕も、ある意味

「悪を成す!」って

割り切ろうと思う。

 

そしたら、ちょっと氣持ちが

すっきりした。