英語でinnovationは

動詞のinnovateで

革新する

刷新する

と辞書に出ている。

 

昨今なにかとうと

イノベーション流行りである。

 

なんとも日本人らしい

名詞分類発想であり

イノベーションという言葉が

すっかり商品に

なっているかのようだ。

 

実は大切な事は

動詞のinnovateの方である。

私が師匠に習ったのは

ライフスタイル・マーチャンダイジング。

名詞分類発想をやめ

動詞分類発想で捉える

だから(楽しむ)が必ず

結びについている。

 

イノベーションが

インスピレーションのような

新しいアイディアが

技術革新が

新しい発想が

生まれる道具かの如く

神棚に供えるが如く

それは置いといての如く

名詞になってやしないかなー昨今。

 

そしてコロナ禍で

新しい生活様式という言葉も

すっかり名詞分類発想となった。

 

生活様式とは変化をする

だから古いも新しいもなく

変化に対応して育ったのが生活様式である。

情報に簡単にアクセスする時代

情報の量が多いと言うことは

決して全体の姿を

知ったことにはならない

むしろ

情報の量が多ければ多いほど

特定の偏った視点を

持ってしまうことが少なくない。

世界は

社会は

全体の様相と

それに伴う様相が

大きく変化している

そのような社会のなかで

全体の姿を

次にその全体のなかで

自分の様相を

正しく把握しなければならない

だから集める情報は

様相を正しく

把握するための情報である。

 

現在の全体の姿と

現在の自分の姿から

未来の全体の姿のなかで

未来の自分のあるべき姿を

発見する。

 

動詞のinnovateとは

変化の様相を正しくとらえ

次に育つであろう

生活様式の考え方

それに伴う道具・サービスを

提供することであり

決して新しいものとは限らない

しかし常に

新しい組み合わせであるべきだ。