「キャリアの8割は偶然のできごとや、出会いによって決まる」というキャリア理論があります。
スタンフォード大学 クランボルツ教授が提唱する「計画的偶発性理論」というものです。
出産や子育てによりキャリアを中断されがちな女性の場合、キャリアを積みにくい。
一度家に入ったらキャリアを積むことはあきらめないといけないのかな、とキャリアを積めないことにモヤモヤすることも。
でも、キャリアの8割が偶然で決まっているなら、その偶然を楽しんじゃいませんか?
クランボルツ教授は、その偶然をチャンスに変えるために磨いておくべき5つの力についても述べています。
1、好奇心
アンテナを高くはって、自分の専門外のこと、新しいことに目を向けて関心をもつ。
学ぶ機会を模索していきましょう。
2、継続性
新しいことをはじめても、すぐに投げ出してしまっては何にもなりません。
失敗しても、努力し続ける、ある程度の継続性が必要です。
3、楽観性
失敗しても思わぬ出来事に遭遇してもポジティブにとらえましょう。
どんな出来事も捕らえ方次第で自分のキャリアにとってプラスにかえられます。
4、柔軟性
こだわりを捨て柔軟に対応しましょう。
こだわりは、時にチャンスを逃します。
5、リスクテイク
新しいことをはじめるのに、リスクはつきものです。
結果が不確実でも行動をおこしてみましょう。
5つの力を磨いておくことで、偶然の出来事をチャンス(計画された偶発性)にかえて、自分のキャリアをより良いものにかえていきましょう!
この考え方って、そもそもキャリアを中断することの多い女性に、しっくりくる考え方なのでは?
キャリアを積みにくい、と思っていましたが、キャリアを中断するからこそ、新しい出会いがあり、出来事があり、思いもよらぬ自分のキャリアが開けるのかもしれません。
積極的に5つの力を磨くことで、どんな偶然がおきて、自分にどんなキャリアが開けるか 試してみませんか?