鉛筆削り vol.410 「最後の締めくくり」 | 毎朝宣言! 次世代サラリーマンの鉛筆削り

毎朝宣言! 次世代サラリーマンの鉛筆削り

次世代に生きようとするサラリーマンは、目指すべき目的地を模索し、「ブレない自分」「必要とされる自分」であり続けることが大切ではないだろうか。毎朝の鉛筆削りが「共感のチカラ」になることを願って、気づきや想いを記しています。


「サラリーマンの目覚め」をテーマに今日も更新!410日目のおはようございます。


終わりよければ全て良し。

礼儀正しく律儀な日本人にとって、この考え方は何となくしっくり来る。

もっと国民性を掘り下げれば、結果がすべてというよりも、むしろそこまでの過程において嘘や偽りなく自分を誇れるかどうか、といった武士道にも通じる精神性が、最後の締めくくりを重視する言葉となって定着しているからなのかもしれない。


先日、ある不動産の所有権移転に際し、派生する事務処理に関わることになったときのこと。

期日に追われる中、思い通りに進捗しない展開に、
それまで、気さくに業務を遂行してくれていた取引先の窓口担当者さんは、そのプレッシャーから、日に日にピリピリとした態度となっていき、

遠方でもあったし、この案件を最後に取引が終了する油断からなのか、僕に対する口調もだんだんと厳しいものに…


でも僕は、理不尽な言動にも言葉を飲み込みながら誠意を尽くした。

(遠方だしもう会わない人だとしても、これまでの人間関係を、最後の最後で壊したくない)

そんな思いで。


そして、単純な捺印の不備に半ば見捨てられたような扱いを受けながら、僕にとっては屈辱的な展開となっても尚、
僕は、その不当な扱いを受け入れて反論することなく、淡々と案件を締めくくったのだけど、

終わってみて思うことは、業務上の反省とともに、なぜか僕に残る達成感。


それは、もしもこの先、またどこかでその担当者との縁が生まれたとしても、恥じないで居られるような「締めくくり」だったからなのかもしれない。

{65F96EDE-5DA1-4440-8BD6-6D9B6542D325:01}




不当な評価のままで終わってしまったことを「良し」としていてはいけないのだろうけど、
でも僕は、またその担当者と仕事ができる日を楽しみにしている。



『僕の人生や“大切なあなた”がより幸せになることを夢みてもいいですか?』

May I dream more hapiness into mylife and “you”?

*削りクズに愛と勇気を込めて*



iPhoneからの投稿