そこに存在したいと

そこに存在したくない

を行ったり来たりしている


ブランコがゆれるように

前へ後ろへ

ゆらりゆらりと


何故此の世に存在して

しまっているのだろう

必要とされていないのに

存在をなかったことに

できないだろうかと模索する

その数秒もしない後には

明日の事を考えている

まだ存在していたいんだな


必要とされていなくても

まだ存在する意義は

あるのだろうかと

ブランコに乗って

ゆらりゆらりとしていると

数少ない友人からの連絡に

心踊る私は

やはり存在していたいんだな


少し考えるのを止めて

ブランコからおりることにした