東京五社と呼ばれる神社があります

東京五社とは「東京に鎮座しており、特に格式の高い5つの神社」のことをいいます。

府中にある大國魂神社は都心から離れますが、それ以外の四社は都心に近いところにあり、アクセスが便利なところにあります。

都会にいるのに、都会の喧騒を忘れられる…、そんな癒しのスポットです。

東京五社は以下の5つの神社です。

⛩️東京大神宮 (東京三大縁結び神社)
⛩️日枝神社
⛩️靖国神社
⛩️明治神宮
⛩️大國魂神社

「東京五社」について一社ずつ紹介していきたいと思っています。

どの神社も歴史が古く、都内の代表的な神社ばかりです。

まずは

⛩️東京大神宮⛩️🙏


庶民の憧れだった伊勢神宮への伊勢参り。東京でも参拝できるようにと、伊勢神宮の遥拝殿(ようはいでん)として1880年(明治13年)に創建されたのが東京大神宮。

結びの働きを司る『造化の三神』も祀られていることから、『縁結びの神社』で良縁を願う女性の参拝者が多い。

さらには
『男女の縁ばかりではなく会社との縁も結ぶので、就職活動中にお参りする方も多くいらっしゃいます』禰宜の唐松義行さん。

おぅ、縁結びと聞くと男女の縁しか思いつかなかったてすよね。

現在広く行われている神前結婚式は、当社の創始によるものであり、今も神前において伝統的な結婚の儀式を守り伝えております。



子孫繁栄の象徴である蝶の装束をまとった巫女が舞う、東京大神宮独自の舞。
 
かつての伊勢神宮祭主・北白川房子さまより賜った祝婚歌の調べにのせて舞います。

 御祭神
天照皇大神
(あまてらすすめおおかみ)
伊勢神宮の内宮(ないくう)の御祭神。

日本国民の総氏神
豊受大神
(とようけのおおかみ)

伊勢神宮の外宮(げくう)の御祭神。
農業、諸産業、衣食住の守護神


【造化の三神
(ぞうかのさんしん)】

天之御中主神
(あめのみなかぬしのかみ)

高御産巣日神
(たかみむすびのかみ)

神産巣日神
(かみむすびのかみ)

倭比賣命
(やまとひめのみこと)

天照皇大神に仕え、その御心を人々に伝えた天照皇大神の御杖代(みつえしろ)
 
御神徳
東京大神宮は「東京のお伊勢さま」と称され親しまれていますが、伊勢神宮(内宮と外宮)の御祭神である天照皇大神と豊受大神、さらに倭比賣命を奉斎していることによります。

また、天地万物の生成化育つまり結びの働きを司る造化の三神があわせ祀られていることから

縁結びに御利益のある神社としても知られ、良縁を願う人たちのご参拝も年々多くなっているなど、その御神徳は実に広大無辺なものがあります。
 
家内安全・商売繁昌・厄除開運・交通安全・学業成就など所願の成就をご祈念ください。

お参りの際に注目したいアレコレ

東京大神宮 本殿
伊勢神宮と同じ神明造(しんめいづくり)という建築様式の社殿は、ヒノキなどの木材を主に使って建てられ、年月と共に色が濃くなり、重厚感と柔らかみが感じられます。

東京大神宮
お参りする際は社殿の屋根や賽銭箱にご注目を。装飾部分にはイノシシの目をかたどった猪目(いのめ)という文様が刻まれていて、これがハート型にそっくり。

携帯電話の待ち受けにすると恋愛運がアップするという噂があるほどですが、もともとは厄除けの意味を込めて、多くの寺社仏閣で使われていたもの。まるで『ウォーリーをさがせ!』のようにさり気なく飾られた猪目を見つけると、今まで厳格な印象だった神社も親しみが感じられます。

⛩️飯富稲荷神社⛩️

日比谷大神宮と呼ばれていた昔から境内社として奉斎されている稲荷神社です。

稲荷大神(いなりのおおかみ)

大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)

を祀り、

「飯富(いいとみ)」の名が示すように衣食住の神、商売繁昌・家業繁栄の神として広く崇敬されております。
 
昭和62年、多くの方にご参拝いただけるように本殿東北の地から神門東の現在地に奉遷しました。

こいし守り

災厄をはらい幸せをもたらす霊力が宿るといわれている天然石。こいし守りには、宮城県石巻産の天然石「玄昌石(げんしょうせき)」がつかわれています。多くの玄昌石の中から、特に色の艶が美しいものを選び、〝恋(こい)しい思い〟が実を結ぶことを祈願されたお守りです。[800円]

鈴蘭ビーズ守り


鈴蘭の花が、小さなビーズで表現された愛らしいお守りです。やさしいピンクとブルーのかわいらしく、色違いで大切な方といっしょに身につけられます。[600円]

鈴蘭根付守り


「幸福が訪れる」という花言葉をもつ鈴蘭が描かれた金属製のお守り。強固なつくりになっているので、縁結びの強い味方になってくれることまちがいなしです。[600円]

縁結び幸せ小槌

振れば願いが叶う、と言われる「打出の小槌」をかたどった根付です。2体ひと組になっていて、2体を合わせると凸凹に刻まれている〝幸〟の文字がぴったりと重なる縁起のよい小槌です。大切なパートナーと一緒に持つのもおススメです。[1,000円]

恋愛成就お守り
ピンク色は、女性らしさを引き立て、愛情を深める効力があるといわれています。ピンク色が全面に使われていて女性に大人気。きらりと光る金色の社紋が両面にちりばめられた金属製のお守りです。今にも恋が叶いそうなキュートなデザインです。[800円]

季節ごとに訪れたくなる東京大神宮

東京大神宮 御神木

堂々とした本殿に、どれにしようか迷う種類豊富なおみくじやお守りなど、東京大神宮では次から次へと好奇心くすぐるものが視界に飛び込んできますが、本殿の横に立つ控えめな御神木もお見逃しなく。樹齢100年以上の椎木は、境内において癒しの空間づくりに必要不可欠な存在です。

東京大神宮

東京大神宮を訪れると、『東京』という地名が入っているにもかかわらず、ここが東京であることを忘れてしまいそうになります。

それは入り口に植えられた紅白梅の木に始まり、滝のせせらぎが辺り一帯に流れ、その時期に旬を迎える草木が景色を彩るなど、都会のオアシスのような空間のおかげ。頭上を見上げれば、ぽっかりと空いた空の青さ、陽のあたたかさに自然と目を細めてしまいます。

東京大神宮

ちょこんと並べられた木の椅子は、お参りに訪れた人たちが心を落ち着かせられるようにという配慮から。神聖な空気に包まれて自分の気持ちも整えば、今まで見えなかった願いに気づくことも。

そうしたら、そのまま今の気持ちを大切にお参りへ。ありとあらゆる良縁にご利益がある東京大神宮だからこそ、その想いも聞いてくれるはずです。

歴史とモダンさを兼ね揃えた赤城神社

赤城神社

東京大神宮で落ち着いた時間を過ごしたら、次は飯田橋駅方面に向かい、そのまま駅の反対側に続く坂道を上ぼって神楽坂エリアへ向かいましょう。徒歩約16分で小路が張り巡らされた奥ゆかしい町並みに入ります。

そして神楽坂にある赤城神社は、悩める女性にとって心強い場所。祀られている赤城姫命(あかぎひめのみこと)はお参りに訪れた女性の願いごとを叶える神様といわれています。

赤城神社

淡い色に統一された境内やガラス張りの本殿は、現代アートのようなオシャレ感が印象的。本殿を守る狛犬もスフィンクスのような出で立ちです。

赤城神社

こちらには各干支をイメージして編まれたブレスレット(各1,000円)があり、自然に切れるとその思いも叶うといわれています。普段使いにも映えるデザインで、自分の干支にしようか、好きな色の組み合わせにしようか、思わず悩んでしまう可愛さです。

参拝後に寄りたい憩いのカフェ

あかぎカフェ

赤城神社の境内には、参拝した後にのんびりできるようカフェも併設。「あかぎカフェ」はランチやディナータイムには本格イタリアンが味わえ、それ以外はケーキやお茶で常に参拝客や近所の人たちで賑わいます。

あかぎカフェ

窓際のテーブル席からは赤城神社の景色を眺められ、夜になればライトアップされて、より神秘的な世界観を見ることができます。

あかぎカフェ 特製お神酒ジェラート

特製お神酒ジェラート(税込450円)は、神社カフェらしいメニュー。

酒粕に生姜、生クリームと砂糖から作られたジェラートで、ほのかな甘さに気持ちもほどけます。アルコールが含まれていないので、お子様にもおすすめです。

定休日
毎週火曜、第2月曜
アクセス
東京メトロ東西線神楽坂駅より徒歩約1分

神楽坂が楽しくなるのはここから

神楽坂

空が黄昏始めたら、神楽坂の魅力がいっそう増す頃。小路が集まり、東京の花街だった面影が垣間見え、坂の両側では昔ながらの商店街が活気づきます。

気になる方へ、自分の赴くままへ。迷路のような神楽坂では、思いがけない素敵なものに出会えるかもしれません。

東京と聞くと人混みや高層ビルのイメージが浮かびますが、東京大神宮や神楽坂エリアは都会のオアシスのような癒しの雰囲気が漂います。まだ知らない東京を見つけに、訪れてみてはいかがでしょうか(^-^)

神楽坂って素敵ないい雰囲気ある場所、懐かしいって感じかな、神楽坂住みたいな~


東京大神宮の歩き方 髪西 
イケメン君でラストどうぞ~
俺ではありません(笑)