梅雨になりましたけど、むかしはあたりまえでしたマナーがいま、徐々に失ってきている気がします。

そこで今日は一部ですが『江戸しぐさ』について書いていきたいとおもいます。


自分も江戸っ子なので祖父母からいろいろ教わりました。

「江戸しぐさ」とは、「江戸商人のリー ダーたちが築き上げた、上に立つ者の行動 哲学」であり、「自然を大切にし、円満な 人間関係を維持し、異文化と共生する知恵」のことだといいます。まず始めに、




クローバー譲り合いの精神を学ぶ「こぶし腰浮か せ」 「江戸時代、渡し船はお互いさまの乗合船」であり、「狭い船の中で譲り合うのは当たり前。ちょっと腰を浮かし、こぶしひとつ、ぐらいを譲れば、わけなく空き席ができた」という教えです。

他者と何かを共有するときは譲り合わなく てはいけないのは当然のことですが、疲れ ているとどうしても心が狭くなってしま い、電車の中で、お年寄りが立っていてもついつい寝たふりをしてしまう……。そん なときにふと思い出したいのが「こぶし腰 浮かせ」です。

漠然と「譲り合い」と思うよりも「こぶし 一つ、譲ろう」と考えてみる方が、具体的 で実行に移しやすそうですよね。


黄色い花つばさ
詰めれば座れるのになって思うときありますね。最近は詰めているところ見たことありません。

クローバーちょっとした心遣いがカッコイイ「傘か しげ」 「狭い道路ですれ違うとき、傘を
少し倒して、お互いに軽く会釈を交わす姿」の こと。傘がぶつかり合うことを防ぐ、 ちょっとした心遣いですが、相手を尊重し、思いやる心の表れです。

黄色い花堂々と真ん中を歩き続け傘もさけず、自分が真横になるしかありません。傘かしげ、最近あまり見かけないないのが残念ですね。他人より自分が大事なのでしょうね。


クローバー江戸っ子のコミュニケーション術「束(つか)の間(ま)付き合い」 江戸っ子は見ず知らずの人とも上手にコミュニケーションを図りました。それは 「見知らぬ人も仏の化身と考えた」ためであり、だれとでも顔を合わせたらあいさつをし、一期一会を大切にするように心がけました。これが「束(つか)の間(ま)の付き合い」です。

黄色い花つばさ
近所付き合いさえも失われつつある今日、 「束の間の付き合い」をしている人は少な いのではないでしょうか。また知らない人だからといって、店やレストランで悪態を ついたり、電車内で化粧したり、物を食べたり、友人知人には見せられない行動をとってしまうことはありませんか?特に女性に多いですね。

うちはよく誰でもご飯食べていきな、とかでしたよ(^^)自分も買い物してもレジなどで話します(笑)昔の商店街なんてそんなものでしたね、買うほうも売るほうも楽しんでいたし。

クローバー うかつあやまり



「江戸では踏まれても先に謝れ」とか。けんかを防ぐ考え方であり、自分がうかうかしていたから足を踏まれた」いう、危機管理ができていないことへの自戒の意味も物語っています。

海外では、「謝る=負けを意味するので、 自分から謝ってはならない」

という国もあり、日本でも「なぜ謝らなければならないのか」と問う人が増えているのではないでしょうか。

しかし、江戸っ子は嫌な空気を一掃する魔 法のことばとして「うかつあやまり」を 使っていたわけです。

謝罪の意味を勝ち負 けに限定せずに広い意味でとらえ、一歩下 がった大人の対応ができること。これこそ が世渡り上手な江戸っ子の知恵です。

黄色い花しかし踏まれて顔みて、なにも言わない人は腹たちます・・(笑)

カラオケニコニコ
最後に紹介したい「江戸しぐさ」は「陽に 生きる」です。

これは、多種多様な仕事を創(つく)りだす 名人で、宵越しの金を持たない、と言われ た江戸っ子の生き方に由来します。

「朝起きたらお天道さまに手を合わせ、自分の能力に自信を持って、前向きに、に生きる」

こうしてみると、江戸っ子マナーには今で いうコミュニケーションのエッセンスが詰 まっているように思います。

何気ないしぐさの一つ一つに、今日という日への感謝や 他人への情愛が込められています。その心を、平成の世から見習いたいと思います。

黄色い花このような他人のことを考えての前向きな姿勢が、周囲に晴れやかな空気を運んでくれる秘策なのかもしれま せん。

クローバー肩引き
道を歩いて、人とすれ違うとき左肩を路肩に 寄せて歩くこと

こぶし腰浮かせ 乗合船などで後から来る人のためにこぶし一 つ分腰を浮かせて席を作ること。

傘かしげなどお互いに気持ちよくすごせますよね。

黄色い花ぜひ実践していただきたいと思います。


クローバー逆らいしぐさ

戸閉め言葉

「でも」「だって」「しかし」「べつに」「 そうは言っても」などと否定して、人の話を 途中で遮ったり無視するような言葉で相手を シャットアウトしてしまうことから「戸閉め言葉」といいます。


人の話を最後まで聞かないことは失礼にあたり、謙虚さを大事にする江戸しぐさでは、自己中心的な人とみなされたそうです。たとえ、それは違うと思っていても最後まで話を聞いてから意見するなりすればいい。途中で話をさえぎられると、聞けよ!ってなりますからね。

黄色い花自分の話を聞いてくれない人を本能的に避けてしまうため、「戸締め言葉」は相手の言葉を受け入れないばかりか、相手の心を閉ざしてしまう言葉なのです。

クローバー水かけ言葉

人が気持ちよく話をしているのに、「それが どうした?」と冷や水をかけるような冷たい 言葉や、「そんなこと知ってるよ」と小馬鹿 にしたり、けなすような言葉を「水かけ言葉 」といいます。自分は知ってることでも、そうなんですか、知らなかったとか言うときあります(笑)それのが相手は気持ちよくなるでしょ。


人は誰とも付き合わずに暮らしていくことはできませんから、話の腰を折り、人間関係を壊すようなことは慎むべきで、たとえ自分とは縁遠い話題であっても、その場の雰囲気を壊さず聞いているのが、江戸の人々の心得とされていました。

黄色い花だからかよくご年配の、方がなぜか話しかけてくるのですが、長いとい30分以上、ずっと聞いてる自分も自分ですが(笑)

でも楽しいですよ。

他にもあります。

クローバー喫煙しぐさ
野暮な「喫煙禁止」などと張り紙がなくと も、非喫煙者が同席する場では喫煙をしな い。

クローバー陽に生きる
人生はプラス思考が大事という事です。 朝起きたら太陽に手を合わせ、前向きに陽気に生き るのが大事という事です。粋ですねーw

クローバー三脱の教え
「年齢・職業・地位」にとらわれるなという意味。 「士農工商」などの身分など関係なく、また知ろう としないのが江戸人の心意気なんですね。

黄色い花いまはすぐ、仕事なにしてるの、何歳?って聞いてきますよね。自分はそれが嫌だから相手にも聞きません。


クローバー死んだら御免
約束した以上、命ある限り約束を果たすのが当たり 前という覚悟。 子供の頃に「指切りげんまん。嘘ついたら針千本飲ま す」っていうの覚えていませんか? その後に「死んだら御免」って続くらしいです。

黄色い花椋鳥は大群で押し寄せ、しばらくすると、どこかへ 消えていく。 上手く行きそうな時は寄って着て、ダメになりそう な時は知らんぷり。そんな人周りにいませんか?

自分が入院し退院して貧乏になったら友達みないなくなりました。悲しいですよね


クローバー自分の心を常に豊かにするよう心掛けること。

他人だけではなく、自分自身の心も常に思いやって あげることです。 こんなことを思って暮らしていると、気持ちが楽に なるかも。

各々の能力に応じて部下を使いこなせる上司のこと 。

黄色い花誰だって最初から何でもできるわけじゃないですからね。それぞれの能力をのばしてやるのも上司の力 量がものをいうのかも。 一人で百人も使いこなせる上司って今、いますか?出会ったこともありません


クローバー冷静になるのを待つこと

「夜明けの行灯(あんどん)」=「あってもなくてもどうでもいいこと」=「怒りの感情」らしいです。 と言う訳で、夫婦ケンカなんかは朝になって冷静になるまで待って話そうということ。 案外すぐ仲直りできるかもね。


黄色い花買い物しても店員と一言二言話す、買い物終わっても、ありがとう、と言うのは江戸っ子の心意気。買い物も楽しくですよね。いまは店員も客も無愛想になりましたよね。マニュアルなんかでは心の交流なんてできません。

自分がそうです。必ず話します(笑)お釣りもらうとき、どうも、ありがとう、など言いますね。


日本には美しい言葉がたくさんあります。

前の前に書きましたが、

お先にどうぞ

ありがとう。

素敵な言葉です。


以上、江戸しぐさについて書きましたが、どうでしたか?殺伐した世の中、いま、いちばん必要なことだと思っています。

楽しく前向きに他人を思いやること、これが江戸っ子の心意気なんです。

今を見ていると、てやんでぃ、べらぼうめ!!よく聞けよ!って説教したくなる!?自分中心でやりたい放題。嫌な世の中になりましたよね。

江戸しぐさで平和にいきたいものです。

寅さんなんて江戸っ子そのものです。


惚れっぽいし喧嘩早い(笑)自分と同じ(^w^)

江戸っ子は口悪いからよくこわい!ってこと言われますが、五月の鯉の吹き流し、といって、腹の中にはなにもないから安心してください、ただ口悪いだけですから(;´v`)


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