えのっちのぽけっと。

えのっちのぽけっと。

Next destination is Kenya! Just do it!

Amebaでブログを始めよう!
えのっちのぽけっと。をはじめて早何年でしょう?
結構前から書いているのだけれども
いろいろ感情的なことを書いていたりして
自分でも新しい友達にあまり読まれたく内容があったりします。

ので、ここらでえのっちのぽけっと。と表立ったタイトルを終了して
新しいブログを始めることにしました。
このアメブロも半年程度で終了しちゃうのもアレなんですが。
自分の中で区切りをつけたいというのもあったのです。
タイトルは変わるけれど、えのっちのぽけっと。はえのっちのぽけっと。
いつか戻す日もくるかもしれません。

今までえのっちのぽけっと。を応援してくださった皆様、
本当にありがとうございました!



えのっち
研修で東京に来ています。
みなさんの税金でこうやって東京に住み、第一線でお仕事されている
先生方に講義をしていただけるのです。
ありがたいことです。

テーマはケニアで活動する団体がHIV/AIDSに関わっているので
HIV/AIDSなのだけれども、HIV/AIDSについてのみ知ればいいという
ものではありません。
いろんな角度から、HIV/AIDSについて考えていきます。
自分の思考というものは、自分ひとりで作り上げるのではありません。
社会的認識や文化、宗教などが絡みあって影響しています。

私は自分の中に差別意識がないとはまったく思っていません。
悲しいけれど男女差別だって人種差別だって自分の中にあると
思っています。いつか消し去りたいけれど。

HIV/AIDSも同じで、自分の中にどうしても偏見があるのは
わかっていたけれども
それでもここまでとは思わなかった、というのが本音です。
そして、自分の知識のあいまいさ、中途半端さにも
あきれました。

みなさん、ご存知ですか?

1.HIV/AIDSポジティブの方(感染者という言葉は使いません。)は
  今はまだ、完全に治す薬はないけれど
  きちんと薬を飲み(免疫力の低下を防ぐ)生活をしている方はたくさんいらっしゃいます。
    
2.徹夜、残業が続くと、免疫力が落ちます。その値はHIV/AIDSポジティブの方よりも
  低くなることもあるそうです。

3.HIV/AIDSは感染力の弱いウィルスです。感染経路を理解していれば
  確実にウィルスの進入を防ぐことができます。怖い、という前に正しい感染経路を理解しているか
  確認してみましょう。

4.あなたが知らないだけで、HIV/AIDSポジティブのひとは周りにいらっしゃいます。
  
5.HIV/AIDSの検査を受けたことはありますか?保健所で無料で行ってくれます。
  

などなど、もしかしたら誰かにとって常識かもしれないことが
あたしには常識ではなく、とにかく学びの毎日です。
ぷれいす東京という団体のウェブをぜひ
チェックしてみてください。


今までは問題について、どのようにアプローチするのか
ということをより重視していたけれど
問題そのものについて、深く取り組むということも
やっぱりもちろん大切。
あと、知っていることも素直に受け止めて改めて
考えるしなやかな自分でいたいけれど
なかなか難しくて。
その訓練もしているような気がします。

研修のメンバーとも少しずつ仲良くなってきて
ご飯を食べたり、もののけ姫をみて騒いだり
選挙速報をテレビで見たり。
なかなか充実の毎日です。

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こっからはつぶやき。

1.先輩とタイご飯を食べていて、彼女のひとことに
  思わず、涙しそうになりました。
  いつもそっと見守ってくれているこのひとがほんとうに大好きです。
  なんでだろう?という強い悔しさとか悲しさがものすごい救われました。

2.選挙速報を見ながら、みんなで話をしていて
  その中の小話に大うけしすぎて、その日はよく眠れなかった。
  なんでみんなあんなにおもしろいんだろう。

3.研修はスーツだと思ってたのに、みんな超カジュアル。
  ほかの服持ってこればよかった。。。

4.JICAの食堂のご飯が充実していて、おいしい。
  世界各地のメニューがあり、かつ食べているひとたちも
  インターナショナル。空港みたい。
 
5.いろいろ納得いかないことがどうしても心から消えてくれない。
  それって、答えは目の前にあるのに
  その答えを見ないようにしてるからなのかな?
  ついつい、Tell me why!!!!と叫びたくなります。
  バックストリートボーイズは健在です。

6.そのぶつぶつ感を払拭するため、勝間本に夢中。
  その影響でPanasonicのノートPCがほしくなってしまった。
  軽量という点とバッテリーが持つというのは非常に魅力。
  今のやつは、好きなのにすぐ熱くなるのです。
  突然壊れないか心配。

7.なんだかいろいろショックなことがほんとうに消えてくれない。
  時間の無駄とはわかりつつも、ぐるぐるして
  泣きたくなります。
  解決しないことが多すぎて、もう勘弁してください、と思います。
  正直、いつでも消えてしまいたいです。
  結構がんばった気がするんです、こう見えても。
  それでだめなら、もう無理です。

8.肌荒れがひどい。ほっぺたにまで吹き出物が出始めた。
  こんなこと、思春期にすらなかったのに。なに?

9.髪の毛がほんとうによく伸び、腰に届くくらいです。
  しかし、今日友達とのおしゃべりで
  やっぱり派遣地では水が不足しがちだし、坊主にすべきか。
  という話に。この話は以前も出ており
  チーム・丸刈りを結成しようと盛り上がる。
  高校生のころからしたかった坊主。20代の思い出にも
  なかなかいいような気がします。

10. やりたいことをやってて偉い、だとか勇気があってすごいだとか
  いわれるたびに、違和感を感じる。そんなんじゃないんだよって
  心から思う。何が違うのかうまく説明できないけれど。
  
  
  自然だとかナチュラルだとか、ゆったりだとかのんびりだとか
  そういうロハス系のキーワードにうっとりしていたくせに
  ここ数年はむしろすごいイライラしてしまう。
  見るべき問題を見ないようにしているから、そうしてられるんだ、とか
  まったくの検討はずれなことを思ってしまう。
  検討はずれだとわかっているのに、ぬぐえない。
  結局、自分だって何もできてないのに。
  とりあえず、明日はThree cups of Teaを読もう。
  
何かにハマる、ということにいつも憧れる。
よく女子が「○○にハマってます!」みたいなことを
雑誌とかでコメントしているのをみると
妙に憧れてしまう。
それが何でもよくて、ハマるっていう行為(?)が
かっこよく映る。


女子だけではない。
うちの母はわりと何ごとかにハマりやすくて
いいなあと思う。
ハマるととことんだし。
無印にハマれば、お菓子やらなにやら
ムジラーになってしまう。
なんとかラーになってみたいもんだ。

豆腐とかうどんが好きだけど
特にこだわりもないので
それさえ食べれればいい、というのは
ハマるのとはなんか違うし。


ところが!
やっとあたしにもハマるものができた!
資生堂の&Faceのゼリーです。
ヒアルロン酸が入っていて、1日2個食べるだけ。
3日くらいから変わりますよーといわれて
言われるがままに食べていたら
本当に効果がテキメンに出てきました。
肌が少ししっとりとしてきました。
日ごろ、なるべく野菜をたくさん食べたり
栄養バランスは割りと気をつけているほうだと
思うのだけれども
最近とことん肌の調子が悪かったのです。
アレルギー持ちだし。
だけど、これのお陰で少しずつ改善してきています。
ありがたや。
今まであまり手をかけていなかったのだけれど
これからは、少し気にかけてみようと思います。


最近、親戚の集まり、友達との集まりなど
外に出ることが多くて
普段話さない人たちと話すと
いろいろ学ぶことが多い。
はとこに、誰これ?といわれた挙句
39歳といわれたときには、衝撃を受けたんだけど。。。


あと、日本に帰国してから
ずっと調子がどこかしら悪かったのだけれど
やっと落ち着いてきました。
早寝早起きはやっぱり大切なんだなあ。


今日、本屋に行って
勝間さんの本を手にとって見た。
情熱大陸で名前は知っていて
本屋さんでもたくさん本があるけれど
なんとなく読みそびれていたのです。
早速何冊か気になる本があったので
読んでみたい。
Twitterに勝間さんが登録しているとブログにあったので
早速またTwitterを再開したあたし。
みんなもTwitterやろうぜー!


今日は、朝から通訳のお仕事。
といっても、電話で30分から40分ほどで
しかも、かなり支離滅裂系通訳。自分で言うのもなんだけど。
ボストンで卒業直前までやっていた会社から
またお声をかけていただいたのである。
ありがたや、ありがたや。


評価測定に関する内容なのだけれども
とてもおもしろい。
対象が営利企業であっても、人は人。
やはり、訓練は効果があってナンボなので
学ぶところ多し、なのだ。
自分も会社にいたときに、研修とかあったけど
効果測定なんてやってたのかな?
恒例だからやるとか、形式上とかそういうのは
経費の無駄だし
今後、研修の効果測定をする企業、団体が増えるんだろうな。


その後、名古屋の検疫所に行き
黄熱病の予防接種を受ける。
黄熱病は検疫所でしかやってくれないようです。

野口英世に感謝しないとねー。
我が家では偉人というと
だいたい野口英世がかなりの確立で登場するので
行き帰りの車の中で、母と野口英世について話をした。

ところで、問診表に
行き先とか行く理由を書く欄があった。
行き先はケニアって書いたんだけど
行く理由は4択だったのです。その選択肢が印象深かった。


1.旅行
2.仕事
3.冒険
4.その他


冒険って。。。。いい大人がそれに丸をつけていいんだろうか。
それとも、真剣に職業:探検家のためにあるんだろうか。
ちょっとかわいいなあ。


(何か真剣な理由があったらごめんなさい!)





今、メールでこのブログに投稿できるのか実験中。 これが見れたということは、成功ということだあね。
よかったよかった。


今朝は、地震で目が覚めました。
みんな大丈夫だったのかな?
台風は来るし、大雨とか地震とか
いろいろ心配だよね。

協力隊が決定して、結構いろいろばばばーっと
予定が詰まってきました。
書類が速達できたり、2つの研修が急遽入ったり。
8月28日から東京に行きます。
HIVについてと普及法という開発に関する勉強をするようです。
久しぶりの勉強にわくわくします。
講義だけではありませんように。。。

ケニアについて、いろいろネットとかで調べ始めたのだけれども
ガイドブックとかないのね。地球の歩き方も他の国とあわせて一冊で
情報が少ない!ちょっとびっくりしました。
しかも、欄外に治安が悪いです!とかそういう警告がとても多い。
いろんな国の地球の歩き方持ってるんだけど
そんな国初めてだよ。。。アフリカでは南アフリカとケニアの治安は悪い、とも書いてあったし。
ネットに、日が暮れたら100mでもタクシーに乗れとかあったし。

ただ、それはナイロビとかの都市だけなのかもしれないし
変な先入観はできるだけやめよう、と思う。
あと、大統領選のときにケニアにいたJamieが
その時の様子を話してくれたときも
メディアが流していることと現場はぜんぜん違うのね、と思ったし。

そんな感じで着々と情報収集をしております。
スワヒリ語も少しずつ勉強しようと思っています。
BBCのウェブサイトにスワヒリ語ページがあるので
そういうのが聞けるようになったらいいな。

---------------
今日は、あたしの地元で花火大会がありました。
小さいころ、浴衣着ていったなあ。
うちのエリア(だけなのか?)屋台がとても充実しているので
それも楽しみなのよね。
ただ、うちの近所から見えることがわかったので
今回は、そこから見ようと母と二人で歩いて見に行きました。
ちょっと離れてたけど
花火全体がよく見えて、あたしのお気に入りのお城も一緒に見えてよかった。
ただ、予算が厳しいせいか、どかんどかんという連発が少なくて
ちょっと残念。
でも、約8年ぶりくらいに花火を見に行く、という
行動をとったことに満足。
ああ、日本の夏だなあ、と帰国して初めて思えた気がします。
                Kenya!

(一応、国旗の色を意識したつもり)

先日、青年海外協力隊の二次面接結果が来ました。
前日に、インターネットで受験番号が出されていたので
合格したことはわかっていましたが
どこにいつ行くのか、というのは
封書の中です。どきどきしてあけてみると、



   派遣予定国:ケニア
   派遣隊次 :21年度第3次隊


  えええええっ!ケニア!?

実は、ケニアは第2志望だったのです。
第1志望はモロッコで、行く気満々だったので
しばらく放心状態。

仕事の内容、そしてイスラム文化、食事、土地、
そして、何よりフランス語とアラビア語を研修で勉強できる
というのはなによりの魅力だったのです。
協力隊では、派遣前に65日間の語学研修が行われます。
その時間たるや、中学3年間の英語の授業時間を上回るんだとか。
今後のこともあって、フランス語とアラビア語が話せたら
いいなあ、と思っていたけれど
ケニアの公用語は英語。そして、母国語はスワヒリ語。

なので、私は語学研修は免除されることに。
研修、すごい楽しそうだったのに。。。とほほ。
でも、現地でスワヒリ語の語学学校にいくことになるそうなので
それは楽しみ。
英語も2年間あれば、もう少し上手になるだろうと期待します。
特にライティングが弱いので。。。
あとは、仕事内容がよりマネジメント面での活動が多いようなので
これもとても楽しみです。
これは、最後のセメスターで聴講していた授業が役立ちそう。
って考えると、これでよかったんだ、と思えてきます。

あと、友達に手紙を書いていて思ったこと。
今、大学院のときの友達はみんな進路に迷っている。
卒業する前から話していたけれど、それはますます深まっていて
メールから伝わってくる。
あたしも、実は帰国してから
やっぱりこっちで就職しようかなあ、とか
さらに博士課程に進もうかなあとかいろいろ考えていて
結構ぐるぐるしていました。
しかも、第二志望だったし。
だけど、予想できる状態よりも
予想もつかないようなところに飛び込むと
予想しなかった・できなかった喜びもそこにあるんじゃないかと思ったのです。
なんらかの縁で導かれたのなら、それを素直にたどってみても
いいのではないか、と思ったのです。


今日、JICAから電話で
技術補完研修のお知らせがきました。
8月の終わりから9月のあたまにかけて
東京で研修を受けてきます。
ちょうど、そのころ
大学院のクラスメイトがネパールへ仕事で行く乗り換えで
日本に2日寄っていくそうなので
会いにいけるし、よかったなあ。
東京のお友達、時間があったらご飯食べましょう!
連絡ください。

アメリカから帰ってきました。日本。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?


帰国して早々に面接を受け、あまりの自分の説明能力のなさに

うちひしがれ、そのまま上京。面接を受け、友達に会って

変化と刺激をびしびし受け、東京のひとの多さに少々酔い、

なんとなく居場所がないような気持ちを抱えつつ

時差ボケとたまりにたまった疲れによる体力の限界も感じて

岐阜に戻り、トランクの山をなんとかして

やっと落ち着き始めた今日この頃。


正直、帰る前から予測していた自分の反応が予想以上だった。

一言でいえば、え?である。

久しぶりの日本は、渇望だとか貪欲だとか、そういうものが欠けているように見えた。

外の世界とはまったく断絶されたような鎖国状態というか。

疲れとあせりとで 自分が自分でないような気がした。

きっと正しい場所に行けば、そういうものをびしばし感じられたのかもしれない。

けれど、少なくともあたしがいる場所、いた場所にはそれが感じられなかった。


友達はどう思ったんだろう?

もっとゆっくり一対一とかで話ができたら、違ったのかもしない。

もしかしたら、興味がないのかもしれないし

質問をすることは失礼、と思っているのかもしれないけれど。

こればっかりは、わからない。わからないことだらけだ。

年を経るごとに、タブーが増えていくのかもしれない。

そういう意味で、外国人でいることは楽なのかもしれない。

文化の違い、で済ますことが可能だから。

同じ日本人の中でも文化の違いは間違いなく存在していて

でもそれを見逃してしまいがちだ。少なくとも、あたしは。

それで、過去にたくさんの無礼を働いていたんだろうと思う。

たくさんの違いを無礼だと思ってしまったんだろうと思う。




今回はわりと時間もあったので、いろんなひととゆっくりと会うことができた。


たとえば。

東京の姉、Aさんとはおしゃれな街をひたすら歩きながら

おいしいものを食べに食べ、街の空気を味わって、すてきな時間を過ごす。

スフレを喰らい、はらドーナツを喰らい、極めつけに豚とねぎのしゃぶしゃぶを喰らい

どれもこれも極上でございました。

毎日を大切に、とあえていう必要もないくらい

すべての時間を平等に、同じ質度で味わうことができるようなひとだ。

ひねくれたあたしだけれども、彼女のメールは素直に染みる。

あたしの取り留めのない話をうんうんと受け止めてくれる。

聞き流すんじゃなくて、受け止めてくれるのだ。

この姿勢、学びたいといつも思う。 で、ずっと励まされてきた。

東京2日目にして、すでに混乱していたのだけれど

彼女のお陰で、気持ちがすっとなった。



自分が一人で空回りしているような気がしていたのを、

自分が信じた道をこのまま行こう、と改めてかんじさせてくださったSさん。

目の前のことを、今この瞬間を全力でいこう、と思うことができた。

Mさんが電話をくれるようにしてくださったり、車がきたらさっと反対側にまわってくださったり

と心憎い御方。 話し方もとても静かに澄んでいて、ささくれていたあたしを

とてもおだやかな気持ちにしてくださった。すっかり大ファンである。


お勧めされた本を翌日即効で購入し、みんなとの待ち合わせまで

近くにあったソファに座って読んでいたんだけれども

情熱がほとばしるような感覚を味わった。

同じくらいの年齢のひとがこんなことをやっている、こんな経歴を持っている。

それを知ったら、自分の現状を嘆かずにはいられない。

足るを知る、という言葉はすきだけれど

それだけでいたら、人間成長はできないんじゃないだろうか。


Tは今いる状態に満足していて、それでいて

どうやって毎日をハッピーに過ごすか、ということをよくわかってる。

学生時代からまったくそういう自由な空気は変わらない。

たのしー!とかうれしー!とか言い合いながら、飲んだ。

ライフワークバランス(だっけ?)をうまく調整しているし

調整してやる、という力を持っている。

自分の人生を自分の手のひらに乗せている。




みんなそれぞれの道を着々と歩んでいるんだなあ、と思った。

それでも、割り切れない思いがあって

実家に戻ってから 友達に聞いてみた。

そうしたら、その子は実際に同じような経験をしてきたようで

でも、私はこう思うよ、ということを言ってくれた。

そしたら、自分がいかに傲慢であったか、ということがわかって

恥ずかしくなってしまったと同時に、気持ちが安らかになった。



帰国してすぐに、イオンに母と買い物にいったとき

なぜだかぜんぜんわからないけど

恐怖とかあせりとかわけがわからない感覚に襲われ

頭がくらくらしてしまい、本当にふらっとしてしまった。

けれど、先日再度訪れたときには

平気だった。きっと、それなりに整理がついたのかもしれない。

ボストンの友達が恋しくて、あの授業が受けたくて

ううう、と思ったりしていたけれど

しばらくは自分で勉強しよう。



誕生日は久しぶり(10年ぶり!)に両親と過ごすことができた。

なんら特別なことはしなかったけれど

あたしの大好物である母の筑前煮が食べられたし

29かあ、と感慨にふけることもできた。

あと1年で30!楽しみだなあ。トゥルットゥー♪


 

今いるところを出られなきゃ、いきたいとこにはいけないの。


というのは、マザーグースの歌の一節なのだけれども

出るために一度、ここに戻ってきてよかったんだと思う。

次に進む前に、いろいろ整理すべきものがあったんだろう。

消化、といってもいい。

例え正しい判断ではなかったとしても、正しかったのだと言い切ってしまえるくらいの

パワーは持ち合わせていたいし、そのための努力をすればいいのだ。


20代はあと1年。毎年自分自身に誓っていることなのだけれども

今年こそは、本当に全力で駆け抜けたい。






細かい日記は後日、ということで。
あと5時間半後にサンフランシスコを発ちます。
昨日はとてもすてきな景色をみることができたし
とてもおいしいコーヒーを飲むこともできた。
よかった。

電車に乗って、日本を発った日のこと
香港で母と別れて飛行機に乗ったこと、
アメリカに着いて、兄たちのアパートに到着したときの気持ちなんか
を思い出していました。

この国に来れて、ほんとうによかったです。
打たれ弱いんで よよ、と泣き、自問自答を繰り返したこともあったけれども
あきらめなくてよかったです。
応援して、いつも励ましてくれたくれた家族、友達
いくつもの偶然のおかげで出会えたひとたち、みんなみんなありがとう。
感謝の気持ちでいっぱいです。

数年後とか数10年後に
今あたしがアメリカに来てよかったと思えてよかった、と思える日がくるように
これから精進していきます。


えのっちのぽけっと。
ボストンを離れるところ。

それでは、また。
次回からは日本からです。


6月28日(日)
サンフランシスコでプライドパレードの日。
プライドパレードとはゲイ、レズビアン、トランスジェンダー、バイセクシュアル(GLTB)
のみなさんとサポーターが街を練り歩くお祭りです。
DCで初パレードを経験して2回目。
DCの衝撃がすごかったのと、アットホームな雰囲気というよりも
大都市という感じだったのと、DCカウボーイズのような
大ヒットがなかったのだけれども
今回の目玉は、BoA!
彼女のアメリカ進出初のライブとあって、すごいひと!
しかもアジア人ばっか。
Jenは以前韓国に住んでいて、大の親韓派なので
二人して意気込んだものの、時間が早かったので
近くの芝生でビールを飲んで、ごろごろする。
周りにはたくさんのひとで、ヒッピーっぽい雰囲気。
マリワナの匂いまでしたし。。。
すごくいいお天気だったので、眠りに突入。
Jenに起こされて、会場へ。

写真はあとで追加するわね。このへんに。
感想も。

でも、正直何よりも印象的だったのは、そのあと。
大通りを歩いていたら、ビルの2階でパーティーをしていて
窓が大きく開け放たれていて、スピーカーもこちらに向けられていた。
そこから流れてきたのが、マイケルジャクソンのMan in the Mirror。
小さい頃、母や兄がマイケルのファンだったので
車の中でよくMJの曲がかかっていて
これもよく覚えている。だから懐かしくって。
しかも、よく聞くとこの曲って世界をみんなでよくしようよ!っていう歌詞。
その場の雰囲気だとか、曲の感じだとか、GLBTのひとたちの一生懸命な
気持ちだとかがまざりあって、すごい感動してしまった。
みんな、いろいろすんごい大変なのに 一生懸命生きてて
一生懸命たのしんでるな、と思ったら
あたしもがんばって生きよう、と思ったんだ。
言葉にするとなんだか安っぽく響くけど、本当に思ったんだ。

友達と『数十年前までは黒人と白人は結婚できなったんだよ。
今じゃ信じられないけどさ。だから、いつか 何でゲイの結婚が認められなかったんだろうね、って
言い合える日がいつか来るよ。』といっていたことを思い出す。

電車を降りたら、両手にいっぱいショッピングの紙袋をたずさえたおじいちゃんが
電車の入り口付近に立っていて、Jenと『デパートの広告に使えそうね。』と言い合う。

Jenお勧めの『ザッツ☆アメリカン』なダイナーでミルクシェイクとフライドオニオンを食べる。


6月29日(月)
疲れがみんなたまっているのか、ゲストの話のまとまりのなさのせいなのか
眠そうにしてた。あたしももれなく眠かった。
でも、終了後 彼女はとても強い、だの情熱的だのほめちぎっており
あれ?
それを帰宅後のJenといとこに話したら、みんな言い出せなかったのかねー、と
大笑いしてた。
Jenは水曜にボストンに帰るといっていたが、火曜だったことが発覚。
夜ご飯後に帰ってきたので、もうご飯にもいけないよー。

KrispyKremeの話を以前していて、絶対食べたいといっていた(ボストンは数年前に閉店)
のをJenが突然思い出して、夜の10時半にむりやりJenのいとこに車を出してもらい出かける。
11時までドライブスルー(!)がやっているのだ。
ドーナツでドライブスルー!
実はずっと甘いものを厳禁どころか、炭水化物すらなるべく少なめにしていたのに
やはり、悔いなくアメリカ生活を終えたいという気持ちに勝てず
ドーナツを食べてしまった。。。うわさに違わず、すんごいおいしかった。
なんで、もっと早く食べておかなかったんだ!!!あほー!
しかも、できたては超おいしいわよ。との話。
Jenは以前4つ食べて、気持ち悪くなったそうな。そらそうだろう。

朝いつも7時に家を出るので、Jenとはこの夜が最後。
手紙とピアスを机においておく。

ずっと iPodで Man in the Mirrorを聴いていた。


6月30日(火曜)

バスでなんとかっていう小さな街へ。
とてもとてもステキなところで、海の眺めはいいし、山もあるし
草原もひたすらひろがっていて、しかも食べ物もおいしかった。
みんなやぎのチーズを買い求める。
食べ物は差し引いても、こういうところに住みたいな、と
心から思う。

本来の目的は、そのエリアの移民のみなさんをサポートする団体の話を
聞くことだった。近いうちにそういう仕事をしたいと思っているので
とても興味深かった。

家に帰ってきたら、Jenからの手紙が置いてあった。
カードをもらってすぐ読むことができない。
胸がいっぱいになるから。時間をおいてしか読めない。


7月1日(水曜)

フェアトレードについて学ぶ。
歩きすぎて、疲れる。

お昼に、クラスメイト(おっさん)が
『俺は バナナスプリットをつくっちゃうもんね!』と宣言して
本当に作って食べてた。かわいい。



7月2日(木曜)

今日のゲストはいいことをいっていたけど
日本について非難めいたことをいっていて、かっとなる。
日本のことを知らないくせに、と思った。
けど、よく考えたらあたしだって
アメリカのことをよく知らないのに、あれこれいったりするし
ほかの国についても同じ。
うかつにうかつなことを大人数に対して言ってはいけないな、と思う。
Geishaは売春婦ではなく、立派な日本の文化のひとつだし
第二次世界大戦後について、日本には日本の言い分がある。

こういうとき、一言ぴしゃっといえばいいんだろうか。
KYにならないか、と思ったり、かえって日本に対して
間違ったネガティブなイメージを与えないかと心配で
何も言わなかったし、言えなかったけれど。
こういうとき、みんなだったらどうするのかな。
チベット問題について大学院の授業中に何度も話がでたし
Eメールでもディスカッションになってたけど
Mapleの気持ちがよく分かった。
知らないことを知らないというのは 危ない。

授業後 認定証のための面談。すごい緊張したけど、なんてこともなく。ほっ。

私がずっといつか働いてみたいと思っていたカンボジアの団体が
DCでインターンを募集していることが発覚。
なぜ今なの!? 

テレビではMJのドラマみたいなやつの再放送?とかライブの映像とか
流れまくり。
どんな気持ちで、この世を眺めているんだろ?


日本帰国まであと6日。 
再び、日本に帰るのがすこし怖くなってきた。