寒暖差の激しい昨今ですが、帰り道コロナ禍で休園中の公園から、うっとりする程良い梅の花の香りがして来ました。
あぁ、そう言えばマスク生活で自然の香りを気にする事すら忘れていたなぁ。
と、今更気が付きました。
何だっけ、変わらぬ花の香りとふるさとの和歌は?
と思い検索すると
人はいさ心も知らず ふるさとは
花ぞ昔の香に匂ひける
紀貫之
なぜだか少し泣けてきた。
人の営みとは関係なく咲き誇る梅に自然の偉大さを感じたからなのか。
この先桜は見れるのだろうか?などと不安に駆られてのことなのか。
自分でも分からない。
ただ、SHAHの「春よ」のように
♪春よこい 早くこい♪と春を待ち詫びてしまっている自分にも気付く。
♪繰り返す季節のように
強くなれたら
もう一度生まれ変われる予感がする♪
この歌詞の意味がようやく実感出来た気がします。
鈴木和美&高橋ジャッキー香代子SHAHで「春よ」どうぞ!