
こんばんは!
去年の年末ライブ以来の角松敏生ツアーCUM Vol3『Forgotten Shores』越谷に行ってきました!
サンシティー越谷(埼玉県)は2021年の秋冬ライブで一度来た事があります。ドラムの山本真央樹君の地元だったそうですね。

今回はリリースされたばかりのアルバムC.U.M VOL.3「Forgotten Shores」引っさげての夏ツアーです。
今回はまごうことなき「夏ツアー」ですね(まだ5月だけどw)
しかも、アルバムのメインのイメージが角松敏生がおそらく大好きな『浜辺、Shores』ですから!
アルバムのタイトルが発表された時は「やっぱり角松さんって浜辺にロマンスを感じていたんだ!」と確信しました(笑)

🟦毎回楽しみな開演前の会場BGM🟦
毎回ライブの楽しみにしている「開演前の会場BGM」ですが、「Can't you see」を英語の歌詞で外国人が歌っているのが聞こえてきて、これは80年代の角松さんの曲をウエストコーストのミュージシャンがカヴァーした
「KADOMITSU T'S song from L.A"The Ballad Covers Collection」と
「KADOMITSU T'S song from L.A"The Pops Covers Collection」じゃないかっ!
と・・・こ、これまたレアな選曲だなぁと独りでニヤニヤしてしまいました。
文末にYouTubeのリンクを貼っておきます。
🟦想像以上に夏だった!🟦
今回のライブの感想を一言で言うと
「想像以上に夏だった!」。ニューアルバムもそうですが、セットリストも角松さん厳選の夏曲で組まれていて、夏の浜辺を感じるライブでした。
今回のライブはおおよそ3部構成+アンコールになっていて、出だしの1部がノンストップで、エネルギッシュでノリノリ総立ちで開始早々真夏のアツさでした。
角松さんとパパゴン鈴木さんのギターのカッティングが刻むリズムがスゴく爽やかで心地良く、限り無く上質なサウンドでした。
ニューアルバム「Forgotten Shores」もギターのカッティングの爽やかが夏を感じる大きな要因になっていると思います。
楽器の事はよく分かりませんが、曲によって、同じリズムを刻むものであったり、メロディアスなカッティングだったりと様々な演奏をしていると思います。
🟦バラードもたっぷり🟦
オープニングからノンストップで数曲演奏してから、オープニングトークとMCコーナーを割と短めに話してから、浜辺が舞台のバラードも数曲聴くことが出来ました。
序盤マイクの調子がイマイチでしたが、角松さんの声自体は仕上がっている感じで、無理なく高音域も出てるようでした。
(技術と努力でカバーしているのかもしれませんが)
🟦ノリが良い夏曲で〆🟦
謎のミニコーナーを挟んで(笑)本編最後の3部は新旧ノリが良い夏曲でライブの〆でした。
本当に「夏を先取り」な角松さんのライブでした!
まぁ、本田雅人以外にトランペットとトロンボーンも欲しがったと正直思いましたが、それでも大満足な角松さんの夏ツアーでした!
🟦You Can See The Lights🟦
アルバム『Forgotten Shores』の最後の曲は、角松さんの娘さんへの思いを歌った珠玉のバラード「You Can See The Lights」です。
この曲で娘さんに、これからまだまだ光輝く未来が待っていると、とても優しく歌っています。
また、光自体が娘さんで、その影が角松さんで有るかのようにも捉える事が出来ます。
光に向かっている人からすると影は、後ろを振り返らないと見えない存在です。
「親の事は気にしないで、自分の信じる光輝くものに向かって生きていきなさい」と言っているように思います。
この曲がもしかすると角松さんの最後の曲かもしれませんし、そうでは無いかも知れません。
角松敏生と言うミュージシャンにずっと魅了されているのは、その時その時の角松敏生という人間が感じた事や、内面から湧き上がって来た思いを言語化し、曲にしているからです。
「You Can See The Lights」を聴いた時、「あぁ、角松さんの歌詞の本質は昔と変わっていないんだなぁ。」と理解しました。
もちろん、凍結前の危険な程の張り詰めたものは影を潜めていますが、これが角松さんの今なんだなぁと思いつつ涙が出ました。
角松さんの2025年の夏ツアーはまだ続きます。これから参加する方はぜひ期待したいて下さい!
「KADOMITSU T'S song from L.A"The Pops Covers Collection」
80年代の角松敏生楽曲の中からファンに最も人気の高い曲を、角松敏生本人がセレクション。もちろん全曲リニューアルアレンジした、L.A.のトップミュージシャンによる角松楽曲のカヴァーアルバム。
参加予定ミュージシャンTommy Funderburk :トミー・ファンダバーク (Air Play)、Buzz Feiten :バジー・フェイトン、Joseph Williams :ジョセフ・ウィリアムス (TOTO)、Pauline Wilson :ポーリン・ウィルソン (Sea Wind)、Jason Scheff :ジェイソン・シェフ (Chicago)、Mickey Thomas :ミッキー・トーマス (Starship)、Jerry Hey / Michael Landau / Abraham Laboriel / Vinnie Colaiuta・・・他
「KADOMITSU T'S song from L.A"The Ballad Covers Collection」