那覇交通鉄道部モハ1009とモハ5010 | まほろ市発なんでもありのブログ

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ずっとこのところ忙しく中々模型づくりから遠ざかっていましたが、久しぶりにフリーランスの私鉄電車を作りました。




ここからは架空のお話です。

モハ1009


日本返還前の沖縄。
沖縄電気軌道の後身那覇交通首里線では開業時に準備した単車の老朽化が進行していた。
また車両不足もあり、1964年土佐電気鉄道安芸線より1000形を導入したが、追加分として廃線となった淡路交通からモハ2008を譲受したのがこのモハ1009であった。
電化時に自社のガソリンカーを電車化したもので、晩年は垂直カルダン式に改造されていた。

1966年譲受し、首里線初の高性能車となったが、機器の扱いが難しく1969年には元福井鉄道から譲受した機器に変更し吊り掛けになった。
昭和60年に廃車となった。






モハ5010

元阪神861形が野上電気鉄道へ譲渡されモハ50形となっていたのを昭和50年払い下げた。
野上電気鉄道には昭和40年に譲渡したが、機器の相違等から使い勝手が悪く早々に休車となっていた。
廃車後自社でやはり土電安芸線より転入した5000系一族と同じ機器に改造し入線。
モハ5010となった。
平成11年まで活躍した。



キッチン製淡路交通モハ2008と野上電気鉄道モハ52のキットを基に製作しました。
塗装は以前作ったモハ5011同様那覇交通バスをイメージしたカラーで作りました。

以前に作った那覇交通の車両たちと混ぜて楽しみたいですね。