https://twitter.com/kusotetsudo/status/1255320154172522496?s=19
ここからは架空のお話です。
1960年代初頭に開業した伊豆急行。
伊豆急は計画線として下田から石廊崎を回り、松崎、堂ヶ島、土肥等を経由し沼津へ到る路線を申請していた。
しかし、資金難から計画は頓挫し凍結状態となっていた。
しかし、戸田、堂ヶ島、松崎の有力者からは、鉄道建設の要望が上がっていた。
そこに新たに小田急が名乗りを上げる事となった。
トンネルが全体の90%を占めるという伊豆急線以上に工事は難航したが、無事に完成。
昭和40年沼津⇔土肥間を皮切りに、43年には松崎まで開業した。
南伊豆の海岸線を眺めながら走る新たな交通機関は地元に深く貢献し、その影響で、沿線の堂ヶ島温泉などは賑わったという。
現在も東海道線や、小田急、神奈急線などから特急列車が乗り入れている。
しかし開業時、建設に多額の費用が掛かってしまった事から、車両の大半は中古車で賄われた。
特に阪和線で引退した阪和社形国電が大量に入線した。
南伊豆の真新しい高架線を水色とクリームに塗られた阪和社形国電が走る姿はマニアを喜ばせた。
というお話にしました。
実際あのあたりの海岸線をかっ飛ばす阪和社形国電なんて見れたらワクワクしてきますね。