神奈川急行電鉄の路線図 | まほろ市発なんでもありのブログ

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昨日に引き続き、神奈川急行電鉄の路線図を作ってみました。

 

https://railway.chi-zu.net/83716.html

 

ここからは架空のお話です。

 

神奈川急行電鉄は昭和5年、相武電気鉄道として淵野辺~田名水郷間に開業したのが始まりでした。

 

相武電気鉄道は資金不足だったことから小田急傘下となっていました。

昭和8年、田名水郷~愛川及び淵野辺~鶴川間がそれぞれ開通したものの、昭和10年大山電鉄と共に小田急へ合併。

それぞれ相武線、大山線となりました。

相武線はその後大山まで延伸しています。その際相武線は1500Vに昇圧。それまでの電車は秦野電鉄へ譲渡されています。

 

時は戦時中。小田急線が攻撃された時の貨物列車の迂回路線と、相模原の軍事産業の輸送を目的に、旧鴨宮電気軌道の未成線を買収し小田急線新松田まで路線を延長する事になり、昭和15年開通しました。

 

沿線の村や町では貨物が行き交いとても賑わったそうですが、米軍の攻撃目標にも何度もあったようです。

 

戦後、小田急から神奈川中央交通へ一旦買収されますが、この2路線はさらに分離独立。昭和30年神奈川急行電鉄となりました。

 

昭和50年秦野電気鉄道を買収し、秦野線となり現在に至っています。

神奈川急行電鉄は新松田~小田原間の小田急線乗り入れも行われています。