さようならマイパッソル | まほろ市発なんでもありのブログ

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今日15年連れ添ったワタクシの原付、ヤマハパッソル1977年式が廃車になり、知り合いに譲渡という形になりました。

最後はあちこちにガタが来て、エンジンもお釈迦になり、これを機にずっと欲しかったパッソル2に乗り換える事にしました。

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ワタクシと原付の出会いはワタクシが幼稚園の時でした。
教員だった母親が仕事を掛け持ちすることになり、同じ職場の同僚から譲ってもらったのが始まりでした。
それはヤマハパッソーラ。
鮮やかなブルーのボディに、独特のツーストサウンド。
幼心にすごいカッコいいと思っていました。

違反ですが、父親に乗せて貰ったこともありました。
蒲鉾形のテールライト、角ばったヘッドライト。
それにカッコいいツーストサウンド。
幼い頃のワタクシはどんどん魅了されていきました。

ワタクシはこれの兄貴分のパッソルを大人になったら絶対に乗るんだと決めていました。

しかしパッソーラはあまり使われなくなり、廃車。
後任のホンダスカイと交代。
やがてDioになりました。

原付に乗るようになってから、ますますパッソルへの思いが強くなりました。

そんな矢先、地元のバイク屋さんとすごく仲良くなりました。
お店には古いパッソルが何台かあり、うち一台は新車状態のまま保管されているとの事。
ワタクシは頭を下げて譲って貰うことになりました。

古い車両は以前のトランザムで何かと大変な思いをしてきたので、最初は心配でした。
けれど、乗っみるととても楽しく、それからヤフオク等で部品を探しながら維持する日々でした。

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でも今のバイクにはない昔懐かしいツーストのエンジン音。
どこかベスパやポンポン船のような懐かしい音色が堪りません。
それにヘッドライトの光を貰って輝くスピードメーター。
出せないスピードを頑張って出してくれる姿。
何だか乗ってるうちに楽しくなってくる原付でした。

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一時は手放そうかとも考えたこともありましたが、15年間長きに渡って乗り続けました。

台風の中仕事に向かった事、用務員時代も毎日使いました。


しかし一昨年辺りからだんだんエンジンの調子があまり出なくなりました。
調べてみるともうオーバーホールしなければいけない時期だという事。


たまたま無職だった事もあり、騙し騙し乗っていました。
しかし、それも遂に先月限界がきました。
まあ維持していけば行けたのかもしれません。
パーツとかもヤフオクで買えば何とかなったのかもしれません。
でもパッソル2がどうしても諦め切れず、これを機に廃車にすることになりました。

廃車の手続きも終わり、今日、知り合いに譲渡されました。

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本当に楽しい思い出をありがとう!

ワタクシにとっては素敵な原付でした。

知り合いの方がこれから維持して元気になって行ってな。