調布の墜落事故 | まほろ市発なんでもありのブログ

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それは日曜日のお昼頃の事だった。

サンジャポを見終わり、ふとPCを稼働させた所、ヤフーニュースに調布の住宅地に軽飛行機墜落炎上。

ええええええっ!

調布飛行場を離陸した飛行機がふらつきながら住宅地に突っ込み炎上したとのこと。
飛行機の乗組員二人とこの家の住人一人が巻き添えを位死んでしまったそうだ。

動画サイトでたまたま撮られた動画を見たがやたら低空でフラフラ飛び、パーンと何かが弾ける音。
さらには激しい衝突と爆発音。
まるでブルーマックスの冒頭で撃墜されたフォッカーD7が地上で炎上するシーンを思い出した。

こんな何気ない真夏の日曜日のお昼前に映画のような惨事が調布で起こるなんて・・・

先日府中の運転試験場での免許更新の帰り、西武多摩川線の新小金井駅付近の上空を飛ぶセスナ機の低空飛行を見た。カッコいいとも思ったがちょっと恐怖も感じた。
今まで何もないというのが不思議だと思っていたが、まさかこうなってしまうとは。

ワタクシの自宅も米軍機の通り道。
かつては地元町田や江田、及び厚木基地周辺にも米軍機が墜落し大騒ぎになったので、とても他人事とは思えない事故だと思った。
いつ羽の折れたシコルスキースーパースタリオンヘリコプターが落ちてくるかも知れないと不安を感じる時がある。

飛行機が激突した家に、ペットの犬を助けようと取り残された住人がいたそうだ。
炎に包まれながら熱いよ!熱いよ!と泣き叫びながら亡くなったという。
江田の米軍機墜落事故を思い出してしまった。
あの事故で亡くなった幼い兄弟の下の子がワタクシと同い年だった。

突然上空から落ちてきた飛行機によって殺されてしまったとは不憫で仕方がない。



ワタクシは小さい頃から飛行機が大好きだった。
自宅の上空が米軍機の通り道だったり、父親がゼロ戦好きだったりしたのも影響しているのだろう。
でもそんなワタクシを飛行機好きの虜にさせたのは小学校時代に見た「素晴らしきヒコーキ野郎」だった。
以後第一次大戦までの古典機やレシプロ機が大好きになってしまった。


そんな経緯から何時かは軽飛行機のライセンスを取るのが儚い夢だったりする。
まあ今の稼ぎからだともう叶わない夢かも知れないが、せめて遊覧飛行や体験飛行をしてみたいと不謹慎ながら思ってしまった。


今回の事故、真夏の暑い最中重量オーバーで無理矢理離陸し、エンジンの不具合や失速も相まって墜落したのだろう。

事故から2日が経ちどんどん化けの皮が剥がれるように管理会社のずさんな運行計画などが明らかになってきた。
この事故が単なる偶然ではなく、起こるべくして起きた最悪の事故だと言うことを痛感した。

もうこんな悲しい事は繰り返さないで欲しいと思った。