トベルデュッサンレーサー飛行機 | まほろ市発なんでもありのブログ

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百年前の今日、実はとても画期的な出来事がありました。

百年前と言えば、タイタニックが沈没したことでも有名ですが。

フランスに世界で一番速い飛行機が誕生した時でもありました。

ガソリンエンジンが130年前発明されてからモータリゼーションの嵐は色々と発展しました。

1890年代から自動車レースが盛んになりました。

シュークリームのパリブレストはその自動車レースが名前の由来ですね。

1903年の時点で自動車のスピードは200キロに達していました。

同じ年、ライト兄弟によって初飛行した飛行機はそれから10年近くはカトンボのような機体がフラフラノロノロ飛んでいました。

とても移動や輸送としては程遠い金持ちの娯楽程度の乗り物でした。

丁度百年前、フランスにトベルデュッサンというレース用の飛行機が現れました。

モノコックを採用した流線形の丸みを帯びたボディを持ち当時最高速200キロを出しました。

この時代ロシアのシコルスキーが発明した初の4発爆撃機イニアムロメッツと共に新しい空の時代の開拓者になりました。

その翌々年から第一次大戦が始まって今の時代に流れて行きますが、今快適に過ごす事が出来る空の旅もこれがなかったらなし得なかったことでしょう。