シーメンスの戦闘機 | まほろ市発なんでもありのブログ

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江ノ電が昨日で110周年ですか。

開業に際してシーメンスハルスケ社の電車を買ったとのこと。・・・ん?

シーメンスといえば世界の電車の走りですが、シーメンスハルスケ社と言えば自分はガソリンエンジン部門のイメージがあります。

ハルスケなんて名前も日本っぽいですね。春助なんてね。

実は今から丁度100年近く前にヨーロッパを戦場に変えた第一次大戦華々しく血みどろだった空の世界にシーメンスハルスケ社のエンジンを搭載した戦闘機がありました。

シーメンスシュッカルトという名前の戦闘機でした。

レッドバロンでも有名なアルバトロス戦闘機並みのモノコックボディーに空冷回転式ながら高性能のエンジンを搭載した戦闘機でした。

高度5000mまで当時は驚異的な13分で上昇するという高性能な飛行機でした。

また四枚のプロペラを付けた外観にも特徴がありました。

流石に技術力の高いドイツの優秀な戦闘機でしたが、同期のフォッカーD7に見劣りし、戦争にも負けて殆ど解体されてしまいました。

同期のフォッカーD7が戦後敗戦国の戦闘機にも関わらず昭和3年まで生産されたのは皮肉というか・・・

しかもこの高性能なエンジンはフォッカー社の戦闘機にも採用されたようですね。

でも当時の戦闘機や爆撃機に使われていたベンツやポルシェ、BMWといったメーカーが現役なのも嬉しいですね。

今や世界のシーメンスと言われ、今はなき京急2100系のドレミファインバーターでも有名ですが、こんな過去もあったのですね。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88_D.III