風邪引いたりふさぎ込んだりバンプとサンホラ同時購入という馬鹿をやらかしたりしてました。
つい先ほど「Marchen」聞き終わりました。

今回も聴き応え抜群でした。
今回はタイトルどおり「童話」をモチーフにした楽曲が多く、それぞれの童話を元に考察すると面白いかも。
ヘンゼルとグレーテル、白雪姫、眠れる森の美女、青髭。
いずれも大きくなって難しいのを読むとたいてい悲惨な描写が入っているんですよね。
それにしても何で童話に出てくる男は死体好きが多いんだ…。

個人的に「童話」というのはその土地の時代を組み込んだものだと思う。
戦争にしろ生活にしろ人の考え方にしろ、時代が変われば形が変わる。
それでも「童話」は、長いときを経ても変わらない。
その「童話」の創られた時代はそれが当たり前だったから(子供を山奥に捨てるのは日本でもあった話、飢餓もいつあってもおかしくない時代だっただろうし)。

「復讐劇」とあってほとんどの曲が明るい曲調のはずなのに歌詞や挿絵がエグイ。
でもサンホラには珍しく、最終的にハッピーエンドで終わってすっきりです。
まだまだ色んな考察があるからそっちの方はすっきりしないけどね(^_^;)

後、やっぱりじまんぐはじまんぐでした。



雪白姫にキスした王子と茨の姫にキスした王子は血縁関係なのか?
井戸に落ちた女の子を助けたおばさん(お姉さん)は誰なのか?
眠れる森の美女の最後に出てきた、森に捨てられた姫はもしかしてラフレンツェなのか?
メルヒェンに復讐劇を持ちかけた人形エリーゼの正体はなんだったのか?


嗚呼、解釈の自由が故、サンホラーは悩むのですね!!