*。・。キャンディー。・。* -11ページ目

*。・。キャンディー。・。*

コメント
  募集チュウ♡♡

顔・・・・・近い・・・・・・。

**

「・・・・・・っ」

なんだろう・・・・・。

なんだか心臓がバクバクしてきた。

バカ王子の顔がこんなに近いと、こんなにドキドキするの・・・・?


****光*****

いってー・・・・・。

こいつ、重すぎだわ・・・。

ていうか。

「重い。早く降りろ」

なんで降りないんだよっ!

ムカつくわぁ。

チビのくせに重い。

・・・・・・ん?

なんだ・・・・?

俺、なんか、あれか・・・?

見つめられてる・・・・?

んなわけねーか。

こいつに限って、それはないな・・・・。

勘違いだ。

「・・・・・っ」

なんなんだ?こいつ。

真剣な目で、見てやがる・・・・。

顔、ちけぇー・・・・。

「お・・・おい・・・・・!」

「・・・・・!あ!」

なんだ?こいつ、顔真っ赤にしてやがる。


****麻衣****

やだ・・・・。

私、なにしてるの?

バカみたい。

思わず、見とれちゃった・・・・。

別に、そういう意味じゃ、ない・・・・・!

絶対・・・・・。

絶対・・・・・そうだ。

でも・・・・・。

バカ王子。

かっこよかったなぁ。

美少年・・・・?

って、何考えてんだか・・・・・。

「ごめんなさい」

「おーりーろー!」

「はい!すいません」

あわててバカ王子の体の上から降りた。

そういえば、まだ朝食、食べてなくない・・・・?

やばい・・・・。

時間過ぎちゃう。

「光様、朝食がまだなので、お急ぎください」

「ったく」

ったくじゃねーよっ!

とにかく急いで準備をしなきゃ。

     *

「うーん。今日は・・・・。サンドイッチか」

「はい。今朝はサンドイッチにしました」

「ぅ~ん。うぅまいぃ」

口に入ってるのに、しゃべるなっ。

制服を用意して・・・・・。

これで朝のバカ王子の仕事は終了!

あとは、自分。

制服を着て。

私も準備完了。

バカ王子を見送り。

っていうか、私も一緒に乗せてくれればいいのにっ。

バカ王子よりも10分遅くに屋敷を出た。

歩きで。

学校に着いて、教室に入る。

すると・・・・。

「ガラガラ」

担任が入ってきた。

そしてももう一人。

・・・・

「ユウキくん?」

「えー、今日、転校してきた、東堂ユウキくんだ」

やっぱり、ユウキくんだ・・・!

そっか、ユウキくんは、今まで海外に行ってたもんね。

「よろしくお願いします!」

ユウキくんらしい。

元気なあいさつ。

あの無邪気な笑顔がたまらない。

かわいい・・・・・。

すると・・・。

「あ、麻衣ちゃん!一緒のクラスになったねー!よかったー」

「あ、うん・・・、よかったね」

「先生~、僕、麻衣ちゃんの隣がいいです!」

「麻倉の隣か。まぁいい」

ガタン、ガチャ、ガチャン。

「よろしく」

「うん」

あの笑顔、好きかもしれないわ・・・・。

    *

授業中、私はある異変に気付いた。

「ジーーー」

そう、私は今、隣の席のユウキくんに20分以上、

見られているのだ。

そして、たまに、ニコっと笑顔を見せる。

・・・?

どうしたんだろう。



つづく



次回、

恋の嵐が巻き起こる・・・・・・?!




「それ、本当?」

***

グイッ・・・・

「わっ」

バカ王子の枕に顔が埋まり、うまく声が出せない。

「ちょっ!・・・・なっ、」

苦しい!無理無理!息できないし!

何考えてるの?このバカ王子は!

人を殺す気か?!

こやつ・・・。力、強い!

手首を片手で押さえつけられているだけなのに、ビクとも動かない・・・!

「もー!はなっし、て・・・!」

私は思いっきり、足をバタバタさせた。

すると・・・・。

「ぎゃあはははは!何してんだお前」

「△@×○▼◎!!」

あーもう!何が何でもここから抜け出したい!

今どんな格好をしているのかはわからないけど、

とにかく、苦しい!

死ぬ!

っと、思った瞬間、手首を押さえつけていたバカ王子の片手が、

ゆるりと解けた。

「プハー!」

ふぅ。やっと息ができた~。

ん・・・・?ここはまず、バカ王子に怒るべきではないか・・・・?

うん。そうだ。

バカ王子のやったことに対して、今、怒らなきゃ!

そして私はバカ王子のほうを向く。

「光様!なんてこ・・・・」

あれ・・・・?

バカ王子・・・・?

「な・・・・なにしてるんですか・・・・?」

どうしたの?バカ王子・・・・。

・・・・・。

顔。

真っ赤・・・・・・。

全面が、真っ赤。

赤い絵の具を塗ったかのように・・・・・。

「光様・・・・・?」

「・・・っ!」

え?!

なに?今自分がしたことに対して、恥ずかしく思ってるの?

そう思ったとたん・・・

「ダダダダダダダッ!」

「わっ!ちょ・・・・光様!どこ行くんですかっ?」

バカ王子は、顔を手で押さえ、あわてて部屋から出て行った。

は?

何があったの?

私は、バカ王子を追いかけた。

だって、何かが気になるでしょ?

「ガチャ」

部屋のドアを開けて、右に進もうとしたら、

下に誰かが、いる。

しゃがみこんでいる人物がいる。

ここでわかった。

バカ王子だ。

バカ王子が、ドアの横でしゃがみこんでいる。

まだ顔は赤い。真っ赤。

そして私は、勇気を振り絞って、口を開けた。

冷静に・・・・。

あわてず。

「光様。何があったのでしょうか?」

「・・・・」

もう一度。

「何があったのでしょうか?」

「・・・・・」

そして私は、次の言葉を聞き、気絶しそうになった・・・・・。

「・・・・お前、これ聞いて、大声出すなよ・・・?」

「は・・・・はい」

心臓がドキドキしてきた。

だって、このバカ王子、何を言い出すかわからないもの。

バカ王子は、ゆっくりと口を開いた。

「お前・・・・。さっき、足をバタバタさせてるとき・・・・」

「させてるとき・・・・?」

心臓の音がうるさい・・・・・。

私の行動がおかしかったとでも言いたいのでしょう?

それくらい分かるわ。

長い付き合いですもの。

(全く↑)

バカ王子の口元に視点を集中させた。

「・・・・・。そのときお前・・・・」

「・・・・・」

「・・・・っパンツ丸見えだった・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「大声出すなよ?・・・俺だって見たくて見たわけじゃないんだからな?」

うそ・・・・・。

丸見え。

丸見え。丸見え。丸見え。丸見え。(エコー)

「い・・・・・・・」

「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

「大声出すなって言っただろう?!うっせーなぁ!」

「なんで見たのーー!目隠せばよかったでしょう?!もーーー!」

「だから、お前がいきなりっ!」

「エッチ!スケベ!変態~~~~~~~~!」

「だっ!てめー!見たくて見たっていうわけじゃねーって!」

きゃああああああ!どうしよう!恥ずかしい!

「さっきから、俺様に向かってなんていう口のきき方をしてんだぁ?!」

「そんなのそっちがいけないんでしょー?!」

「はぁ?!」

その時・・・・。

グキッ!

「いてっ!」

つい、怒りすぎて、バカ王子のほうに体を寄せてしまい、足をくじいてしまった。

「わぁ!」

「おっ!お前っ!」

「ドタン!・・・・・・」

あれ・・・・?痛くない・・・。

そっと目を開けてみると・・・・・

「重い。早く降りろ」

「わっわー!」

私はバカ王子の体の上に乗っており、

そして・・・・

あと3cmといっていいくらいの距離。

顔・・・・・近い。