あいちトリエンナーレの表現の不自由展の一連の騒動に関して、名古屋市の河村市長はあいちトリエンナーレの運営負担金に関して、名古屋市として検証委員会を立ち上げ、あいちトリエンナーレへの名古屋市からの負担金支払いに関して、その是非をもとめたいとする方針を示した。
※以下記事転載(10月16日、中日新聞社)



さて、大村愛知県知事による、この秋のあいちトリエンナーレの表現の不自由展に端を発する一連の騒動に関しては、文化庁はその補助金を不交付とするということを決定した。
※以下リンク及び記事転載
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 文化庁長官、芸術祭への補助金不交付「見直す必要ない」2019.10.15 16:56 宮田亮平文化庁長官は15日の参院予算委員会で、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付決定について「理由は申請者が事業の円滑な運営を脅かす重大な事実を文化庁に全く申請しなかったことによる。不交付決定を見直す必要はない」と答弁した。

 宮田氏は「表現の自由は極めて重要だ」と強調し、「今回は申請者の手続き上の問題であり、誤解が生じるなら理解を得られるよう努力する」とも述べた。

 立憲民主党の福山哲郎幹事長に対する答弁。福山氏は、国の補助事業に採択した後、不交付を決定したことについて「手続きに瑕疵(かし)があり、表現の自由への介入の恐れがある」と批判した。
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上記記事中、重要ポイントを赤字で示したが、
抜き出し以下↓

補助金不交付決定について「理由は申請者が事業の円滑な運営を脅かす重大な事実を文化庁に全く申請しなかったことによる。不交付決定を見直す必要はない」と答弁した。

この文化庁の決定は極めて行政的かつ当然の対応である。
現状、先週からの河村市長を中心とした愛知県庁、愛知県芸術文化センター前での座り込み等の反対運動に関しては、河村市長の個人的な思想信条に基づくものであるにせよ、おおよその日本国民は賛同支持するものではあるが、行政長としての河村たかし名古屋市長としては、名古屋市に設置される『あいちトリエンナーレ検証委員会』に関しては、こういった思想信条、感情論等に基づいて検証するのではなく、文化庁同様、『主催企画者である愛知県(大村愛知県知事)が事業の円滑な運営を脅かす重大な事実を名古屋市に全く申請しなかったことによる。名古屋市からの負担金支払いはしない決定を下す必要がある』
↑と、いう結論にて名古屋市からあいちトリエンナーレへの負担金を支払わない決定とすることが無難である。

※上記理由は以下、名古屋市ホームページ
『あいちトリエンナーレ2019に係る愛知県及びあいちトリエンナーレ実行委員会との情報共有の経緯並びに愛知県(実行委員会)へ依頼及び回答について』より




いずれにせよ、この大村愛知県知事の問題を含めて、河村市長と減税日本は大村秀章愛知県知事リコール解禁(愛知県知事選挙後一年後)の来年春に、名古屋市長選挙とのダブル投票を目指して『大村秀章愛知県知事リコール運動』とか目指して画策しているのだと、私σ(・_・)は邪推しております。

そうなると、おのずとご高齢の河村たかし氏は名古屋市長選挙最選(※オリンピック前、来期国会開会中で解散は無し)と、大村秀章愛知県知事リコール運動(※実現出来なくても運動は可能)の御祭り騒ぎのやぶにらみで、体力も必要です。

『あいちトリエンナーレへの名古屋市からの負担金に関する検証委員会』は、『名古屋市は負担金を支払わない。理由としては文化庁の補助金不交付決定に準じる』という結論に至れば目的は達成されます。

ですから、河村たかし名古屋市長は、検証委員会に関しては、思想信条、また、感情論等で関与することなく、行政長として事務的に粛々と『名古屋市は負担金を支払わない。理由としては文化庁の補助金不交付決定に準じる』という結論に導かれ、河村市長の体力は、来年の戦(いくさ)に蓄えられますよう(*´・ω・`)bに❤️❗