ギャンブル依存症法案が5月16日に今国会に自公維で共同提出される。
ギャンブル依存症法案は正式にはギャンブル等依存症法案と称し、この「等」とは、依存症の多数を占める遊技としてのパチンコパチスロのことを指している。
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ギャンブル依存症法案、自公維で共同提出へ毎日新聞 2018年5月15日 21時32分(最終更新 5月15日 22時09分) 自民、公明、日本維新の会の3党は15日、ギャンブル依存症対策基本法案の修正で合意した。16日に共同で国会に提出する。カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案の前に審議入りし、今国会での成立を目指す。
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拙ブログにてかねてより解説しているように、「ギャンブル等依存症法案」は「IR実施法案」の前捌き法案であり、その目的はパチンコユーザーのカジノへの囲い込みだ。

「ギャンブル等依存症法案」には最終的には依存性防止のための個別IDカード等の管理システムが導入されると聞く。
こういったギャンブル依存症を盾にしたギャンブルユーザーの市場管理の推進を、税金を使って推進していくのがアベノミクスの第三の矢でもあるイノベーション産業としての「統合型リゾート(カジノ)整備法案」だ。

最終的にはそのギャンブル市場管理の所管官庁は…(´・ω・`)どうせ経産省だろ?!
バレバレだよ、安倍ちゃん。

まぁ、公明党は下駄の雪にせよ、維新が自公案を追認するようでは「狡兎死して走狗烹らる」の諺をもじれば『カジノ成て走狗烹らる』だ。

安倍総理に限らず、自民党は利権としてのカジノを維新や大阪の自由ににはさせない。
最悪、維新が消えても大阪自民党で仕切れば良いだけ。

それをさせないためにも、「IR実施法案」には『統合型リゾートの所管をIR所在都道府県の所管とする』旨の一文を…(´・ω・`)盛り込むことですよん❤️❗

さて、サブのお題の『冬のソナタ』ですが、連休明けにも関わらず、パチンコ屋の釘が締まったままです。

これは2018年6月18日に全国一斉導入される『CR冬のソナタ4 Remember』の購入費用をパチンコホールがお客さんから絞り取ろうとしているからです。
※CR冬のソナタ4 Remember↓



京楽の冬のソナタは、三洋の海、平和の猪木&ルパン、サミーの北斗、ニューギンの慶次同様に、メーカーの看板機種で甘めの旧スペックで三年使えますから、各店、かなりの台数を導入するようですが、その機械代金もままならず、激渋釘の設定1オンパレードが、おそらく今月中旬のパチンコ屋の釘と設定状況の様相です。

射幸心を煽るとの保通協の度重なる基準変更や、短い認定期限、厳しい検定基準…(´・ω・`)?!そういったパチンコパチスロ台の基準や規制は警察利権の温床となっており、パチンコパチスロメーカーの売上ともリンクしていきます。

そのしわ寄せは零細パチンコ店の倒産廃業となり、名古屋市内だけでも、この一年のうちに数件潰れました。反面、チェーンストアーの大型店も現場の店長、店員は連日、出ない店で笑顔がひきつり、本部ノルマの達成に心を削っての毎日が続きます。

ギャンブル等依存症対策法案やIR整備法案よりもまえに、国会や国会議員が取り組むべきことは、パチンコパチスロ業界の規制緩和、警察利権の縮小。