以下は、私の試算です。

 名古屋市議会の議員報酬は、ボーナスを含めて年間16,330,050円ということらしい。
 この16,330,050円という名古屋市議会の議員報酬は、○名古屋市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例、昭和31年10月31日条例第32号に拠り、以下関連条項に基づき算出した。
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(議員報酬)
第1条 市議会議員には、次の各号に掲げる区分により議員報酬を支給する。
(1) 議長 月額 1,225,000円
(2) 副議長 月額 1,078,000円
(3) 議員 月額 990,000円
           ~   中略   ~
第6条
2 期末手当の額は、期末手当基礎額に、次項に定める割合を乗じて得た額に、基準日以前6箇月以内の期間におけるその者の市議会議員としての在職期間の次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める割合を乗じて得た額とする。この場合において、任期満了の日又は議会の解散による任期終了の日に在職した市議会議員で当該任期満了又は議会の解散による選挙により再び市議会議員となったものの受ける当該期末手当に係る在職期間の計算については、これらの者は引き続き市議会議員の職にあったものとする。
(1) 6箇月 100分の100
(2) 5箇月以上6箇月未満 100分の80
(3) 3箇月以上5箇月未満 100分の60
(4) 3箇月未満 100分の30
3 前項の期末手当基礎額に乗じる割合(以下この項において「割合」という。)の各年度ごとの合計は100分の310とし、次の各号に掲げる時期に支給する場合の割合はそれぞれ当該各号に掲げるとおりとする。
(1) 6月 100分の145
(2) 12月 100分の165

※参考資料
http://www.reiki.city.nagoya.jp/reiki_int/reiki_honbun/i5020288001.html
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 上記関連条項に基づき算出した現行支給の名古屋市議会議員報酬算出の簡単な数式として、以下の試算となる。

A、議員報酬
 議員報酬の月額99万円を基準として、12ヶ月を乗じ・・・
     99万円×12ヶ月=11,880,000円

B、ボーナス
 まず、上記第6条第4項の『第2項の期末手当基礎額は、それぞれその基準日現在(市議会議員の職を離れた者にあっては、その職を離れた日現在)において議長、副議長及び議員が受けるべき議員報酬及び議員報酬に100分の45を乗じて得た額の合計額とする。』にある、「期末手当基礎額」を条文によって算出すると・・・

 議員報酬の月額99万円を基準として、その100分の45を乗じて得た額の合計額・・・
   99万円 + ( 99万円×0.45 )=1,435,500円

 この「名古屋市議の期末手当基礎額=1,435,500円」に、上記第6条第3項の
『3 前項の期末手当基礎額に乗じる割合(以下この項において「割合」という。)の各年度ごとの合計は100分の310とし、次の各号に掲げる時期に支給する場合の割合はそれぞれ当該各号に掲げるとおりとする。』を適用すると、

   1,435,500円 × 3.1  =4,450,050円

 ・・・となり、この 4,450,050円が期末手当の合計となります。

C、議員報酬とボーナスの合計

   11,880,000円 + 4,450,050円 =16,330,050円

 さて、「議員報酬の3割削減、ボーナスの3割削減」を上記現行支給額に単純に反映させた場合、以下の試算となる。

D、議員報酬の3割削減

 11,880,000円 × 0.7  =8,316,000円

E、ボーナスの3割削減

  4,450,050円 × 0.7  =3,115,035円

F、議員報酬の3割削減、ボーナスの3割削減の合計

  8,316,000円 + 3,115,035円 =11,431,035円