元スタッフの給料を水増しするなどの手口で、政務調査費を不正に受給したとされる名古屋市南区選出の中村孝道市議（５６）が９日、所属する「減税日本ナゴヤ」に離団届を提出した。中村市議は、議員の調査活動などに税金から支給される政務調査費を不正に受給したとされている。「減税日本ナゴヤ」は説明責任を果たしていないとして、中村市議を団員資格停止処分にしているため、中村市議は現在、政務調査費などが使えない状態になっている。会派を離れる理由について、中村市議は「政務調査費の問題に関する市議団の対応が誠実でなかった。市議団から出て行ってくれと言われている」などと話している。「減税日本ナゴヤ」は１０日、団総会でこの問題について話し合い、離団届の扱いを決める方針。
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