えのキングブログ1460号

 

 

 

 

こんにちは。

えのキングです。

 

 

 

 

大学卒業後 

小学校講師を経て

奥能登の新採2年間

宇ノ気中学校11年間の

 

 

 

 

はちゃめゃな

暴れん坊教師時代のあと

 

 

 

35歳で、教育委員会勤務

となりました。

 

 

 

教育委員会勤務は

普通40歳を越えてから

配属なんですが、

 

 

 

あまりにも暴れん坊だったので

おとなしく教育委員会で仕事し、

社会の常識を学びなさい。

というお達しがありました。

 

 

 

 

 

通常は、約3年間のお勤め後に

学校現場に戻されるのですが、

 

 

 

えのキングは、

教育委員会に

9年間も監禁されました。

 

 

 

 

 

しかし、

学校という狭い世界から

行政とか社会という世界を見れた

とてもいい機会をいただきました。

 

 

 

 

これは、今思うと

えのキングという怪獣を

より巨大化させました。

 

 

 

 

教育委員会に行って、

まずやったのが、

簿冊という1年間の書類束

見る事でした。

 

 

 

薄いという字を使われている

簿冊ですが、

太い資料綴りです。

 

 

 

 

この簿冊を一通り見て、

何をすればいいかを見通し

その簿冊どおりに仕事しなさい。

ということです。

 

 

 

 

 

引継ぎは30分程度で

とにかくこの簿冊どおりやれば

いいから、黙ってまじめに

仕事しなさい。

という感じでした。

 

 

 

 

はじめ、何がなんだか

わかりませんでしたが、

 

 

 

まぁー言われたとおりに

おとなしく仕事しました。

 

 

 

 

 

前年度と

同じことをやれば

いいだけです。

 

 

 

 

仕事は、

難しくありませんでした。

簡単です。

 

 

 

ただ、退屈です。

創造的でないので

おもしろくありません。

 

 

 

 

前年度と踏襲すればよくて

要項等の年号や日付を変える

仕事でした。

 

 

 

平成20年度を平成21年度に

令和年8月3日を

令和年8月3日にする仕事を

忙しく見せながら1日やっていました。

 

 

 

 

 

4月・5月は、

そういうことなんだ。と

思ってやっていましたが、

 

 

 

 

 

案の定、

仕組みがわかり始めたら

そこに黙って座り続けている

えのキングではありませんでした。

 

 

 

 

1年間様子を見ずに

すべてを破壊し、創造しよう

しました。

 

 

 

 

えのキングの大切にしている

言葉に

現状維持は、後退である。

というのがあります。

 

 

 

 

今までの考え方、

今までのやり方を

変えようとしました。

 

 

 

 

そしたら、

何が起こったかというと

上司からの巨大制御と

組織の抵抗です。

 

 

 

 

榎、余計なことを考えるな、

そして、するな。

 

 

 

 

何も変える必要なく

変えることもしなくていい。

 

 

 

例年と同じでいいんだ。

と言われました。

 

 

 

 

 

県の教育委員会では、

上司に

 

 

お前は誰のために

仕事しているんだ。

 

 

と聞かれ、

 

 

 

 

はい。県民の皆さんと

子どもたちのためです。

 

 

 

と言ったら、

 

 

 

バカヤロー。

ちがう。

 

 

お前は、県教育長のために

指示されたことを間違いなく

粛々とやればいいんだ。

 

 

 

この職場には、

お前の意思なんかいらん。

 

 

 

ここは、教育事務所で

俺らは、事務屋に徹すれば

いいんだ。

 

 

と叱れました。

 

 

 

 

県の教育委員会の方々を

見ていると、

 

 

 

そいうことをいち早く理解し、

自分を制御し、

上司とうまく立ち回り、

 

 

 

周りと協調できる人が、

階級的に出世しています。

 

 

 

 

腹の内は知りませんが、

とても調和のとれた立派な

方ばかりです。

 

 

 

 

えのキングは、

それがわからず、

そういうことが大嫌いでしたので、

 

 

 

 

美術肌で創造脳のえのキングは

できるだけ

よりよく面白く

変えようとしましたが、

 

 

 

 

えのキングの考える

よりよくは、

 

 

 

 

大きな組織の行政や

社会では、

まったく理解もされず

必要とされませんでした。

 

 

 

 

 

県教育委員会では

朝から担当する

スポーツ関連新聞記事を

7社分切り抜く作業と

 

 

 

簿冊内資料の年度替え作業と

 

 

県が主催する会議の

パオプ椅子を並べたりする

会場づくりなどが

 

 

 

えのキングの

主な仕事でした。

 

 

 

 

こんな仕事を9年もしました。

 

 

 

この仕事も大切な

誰かがやらなければいけない

仕事だと思いましたが、

 

 

その先にある思いや

その先にある希望や未来や感動が

なければ、ただの業務です。

 

 

 

えのキングには

それが見えませんでした。

 

 

 

誰も教えてくれませんでした。

 

 

 

 

仕事は、とても簡単でした。

何も悩みませんでした。

 

 

 

ただ、自分の主義主張を殺し、

淡々と指示されたことを

やれという人間に教育されました。

 

 

 

 

普通の優秀な方は、

3年でだいたいあきらめ、

染まって行き、

 

 

 

その方々が、教育委員会から

学校の管理職になって行きます。

 

 

 

 

えのキングを学校現場で

指揮を執るために

9年間かけて、

染めようとしました。

 

 

 

 

しかし、えのキングは

何も変わりませんでした。

変えれませんでした。

 

 

 

 

ただ、えのキング

気が付いたことが

ありました。

 

 

 

 

行政という組織や

学校という仕組み、

社会という大きなものは、

長い年月をかけて構築されたものです。

 

 

 

 

それを変えるには、

相当のエネルギーと知恵と

同意する人の数

 

 

 

そのかけてきた歳月分の

時間がかかると気づきました。

 

 

 

 

 

一人で立ち向かっていき、

大きなケガもしたし、

心も傷つきました。

 

 

 

 

それらを変えることは

えのキングの今の器や人間力で

無理だわかりました。

 

 

 

それらを変えることよりも

自分が思う理想の仕組みを

小さくてもいいから

自分で作ろう思いました。

 

 

 

 

人や組織は変えれないけど、

 

 

 

自分は、変えれる。

自分がありたい、なりたい姿は

自分で選択し、

 

 

 

 

自分の勇気と行動で

できると思いました。

 

 

 

 

自分らしく生きることは

自分で選択し

自分で行動できます。

 

 

 

 

教育委員会勤務2年目に

スポーツを通じて地域を変える

NPO法人を立ち上げました。

 

 

 

 

7年目に

スポーツ事業や人材育成を

コンサルする一般社団法人も

設立しました。

 

 

 

 

その設立ために、

有休を使い、長期休暇とを取り

ドイツやイギリスにも渡航し、

全国各地を視察し

 

 

 

 

地域住民主導のNPO運営や

地域スポーツクラブのマネジメント

学んできました。

 

 

 

 

えのキングは、20年前から

学校教員が主導する部活動には

限界があり、地域移行することを

提唱してきました。

 

 

 

 

20年も遅れて、

ようやく動き出そうと

していますが、

 

 

 

大きな改革までには

至っていません。

 

 

 

 

たぶん、まだ10年以上は

なにも変わらないでしょう。

変えようとしないでしょう。

 

 

 

 

これの仕事は、

公職という身ではなく

地域の一おせっかいオジサンという

立場で運営リーダーしました。

 

 

 

 

公務員とNPOのGM(法人代表)という

二足の草鞋を13年履きました。

 

 

 

NPOは、

多くのスタッフと

ボランティアの方の協力を得て

事業費1億円規模の組織になりました。

 

 

 

 

一般社団法人も

多様なスポーツ事業を

県内に展開しました。

 

 

 

 

 

そして、

49歳で教員を辞める

決断をしました。

 

 

 

 

今日1日のブログでは

書きつくせない活動をしてきました。

 

 

 

 

今日は、ここまで

明日が最後のブログになります。

 

 

 

 

今日は、ここまで。

 

 

 

 

読んでいただき

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

らしさ輝きプロデューサー 

えのきんぐ:榎 敏弘

 

 

 

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