みなさんは、ダウの犬投資法ってご存知ですか?
定期的に見直しを行いながら、高配当銘柄に投資し続ける方法です。配当利回りが高いということは、それだけ株価が低迷しているということであり、いずれ来るであろう株価リベンジを待つという逆張り(あるいはバリュー)投資法の一つです。
具体的には、
1.ダウ工業株30種の銘柄(日本でいうとTOPIX CORE30銘柄)のうち、配当利回りの高い10銘柄を選んで投資する。
2.1年後、同じ基準で銘柄を選定し、基準から外れた銘柄は売却し、新たに投資対象となった銘柄を購入する。この方法をくる年もくる年も継続する。
というものです。
ちなみに、日本市場で当てはめてみると、現在、TOPIX CORE銘柄30の内、高配当トップ10銘柄は次のとおりです。
配当利回り(※)
4502 武田薬品 3.13%
5401 新日鉄 2.85%
6301 コマツ 2.89%
7201 日産自動車 3.78%
7203 トヨタ自動車 2.82%
7751 キヤノン 4.12%
8031 三井物産 4.12%
8316 三井住友 3.13%
8411 みずほ 3.13%
9437 NTTドコモ 2.86%
※配当利回りは、日経会社情報ホームページの9月11時点の「配当利回り(予想)」より
株価低迷の状況が続いていますが、かなりの高配当ぶりではないでしょうか![]()
では、これらの銘柄(日本版ダウの犬銘柄)の年初から9月11日までの騰落率を、代表的な指数と比較してみるとどうなるでしょうか。
日本版ダウの犬銘柄の平均騰落率は3.5%。日経平均やTOPIX、TOPIX CORE30の指数と比べるとパフォーマンスが芳しくないことがわかります。
ただし、これらの銘柄は現時点での高配当銘柄を挙げたものであって、年初時点の高配当銘柄ではないことに注意が必要です。私は、毎年5月末に日本版ダウの犬銘柄を見直ししているのですが、その時には新日鉄やコマツは高配当銘柄には入っていませんでした。
(その代わり、JTや野村HDが入っていました)
逆に言うと、ここまで下がった新日鉄やコマツは、そろそろ買場に来ているといえるのかもしれません。
いずれにせよ、どんな相場でも勝てる投資方法というものは存在しないのでしょうが、この「ダウの犬投資法」は、高配当銘柄に投資することで配当もガッツリ頂けるという長所もありますので、一度検討する価値はあると思います。
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