ブログもちょっと久しぶり。
と言いつつ、書くときはだいたい久しぶり。鈴木あんずです。


まず大絶響祭とは関係ない話から始めるんですけど、久しぶりにこのアメーバブログを開いたら保存してる記事が一件あって。

なんだこれは…って見てみたらなんと、4周年ライブPOSSIBLEのブログ記事でした。
しかも完成してませんでした。嘘だろおまえ…ちゃんと書き上げてくれよ…。

みなさんの代わりに過去の自分をしっかり叱っておきました。本当に申し訳ない。今回は書き上げます。
というか、みなさんがこれを読めているということは、しっかり書き切ったということですね。よくやった、おめでとう私。


そんなガチ近況をお伝えしたところで、大絶響祭のことを書かせていただきます。
今回もだいぶ長くなりそうですってことだけ先に伝えておきます。



改めまして「大絶響祭 2022 SUMMER in 豊洲PIT」誠にありがとうございました!!
会場、配信、タイムシフトで見てくださったあなた!ありがとうね。本当に嬉しい。

フラスタもいっぱい届いてて嬉しかったなあ…きれいなお花をありがとうございます…!!お花たちに気合いを入れてもらいました。


さて、今回のテーマは《 和 × VRアイドル 》
ということで、本当に豪華な出演者さまと一緒にライブをさせていただきました!

和楽器ユニット Godai さま。
太鼓ユニット 四荒八極 さま。
日本舞踊 西崎櫻鼓 with おどりの空間 さま。
サムライアーティスト 剱伎衆かむゐ さま。

本当にありがとうございました!!!!


まさに、和!
なかなかないコラボレーション。

えのぐの楽曲の和楽器アレンジってどうなるんだ…?
日本舞踊とアイドル…ライブで殺陣…??ほへえ????

と、まあ最初は私も本当になんにも想像できなかったです。


だから、初めてアレンジされた楽曲を聴いたとき、日本舞踊と殺陣のパフォーマンスを見たとき、「これはすごいことになるぞ」とどきどきが止まりませんでした。

今回のセトリはこちら。公式から引っ張ってきました。

この青のマーカーで囲ってある楽曲が和楽器アレンジしていただいた楽曲です。こうして見るとめちゃめちゃある。常夏に関しては第一陣と第二陣でイントロのアレンジが違います…。感謝…。


アレンジされた楽曲は、どれも原曲とはまったく違う表情を見せてくれるし、祭り!!!!感も強くなって夏を感じたし、わくわく感を高めてくれて。

どのアレンジも素敵で、ぜんぶ好きだったんですけど、なかでもお気に入りは『ハートのペンキ』と『BRAVER』です。あー!でもいや待って『ショートカットでよろしく!』も好き…だけど、いや…うーん、あ〜〜〜…ごめんやっぱぜんぶ好きだわ!!!!!!

(あなたが、特にこれが好き!って思ったアレンジ楽曲はどれですか??ぜひぜひ教えてください〜!私がにこにこします。)


でも、本当にどれも良すぎて、えのぐの楽曲を、こう…和!な感じにアレンジするってめちゃめちゃ難しかったと思うんですけど、こんなにも素敵にアレンジをしてくださって感謝しかないです。


美しく、繊細で、力強い演奏をしてくださったGodaiさんと、
ずっと笑顔で、ステージに立つ側のこちらの気持ちまで盛り上げてくれるパフォーマンスをしてくださった四荒八極さん。


ライブ前もライブ後もTwitterで呟いてくださったり、ブログを書いてくださったり、
リハでは原曲パートのところ一緒に手を振って、拳をあげて盛り上がってくださったりして…いや、ほんと優しい…。

ちなみに、四荒八極のみなさんの太鼓にはメンバーカラーを仕込んでくださったらしく…みんな気付いた??


そんな素敵なみなさまの最高な演奏とともにライブができたこと、本当に本当に幸せでした…!!

転調だったり、テンポが速かったり、演奏するうえで大変なこととかいっぱいあったと思うのですが、それを感じさせない演奏、本当に素晴らしかったです。


Overtureももちろんかっこよかったけど、アンコールのときの演奏も、メンバー紹介のときの演奏も言葉にできないくらい、すっっっごい良かったな…と思っていたら、今回和楽器アレンジなど担当してくださった方からこんなツイートが。


みなさんも気になっていたのではないかと勝手に思ったので、私からもお伝えします。



そして、この素敵アレンジ、最高な演奏に加え、
第一陣では日本舞踊の西崎櫻鼓 with おどりの空間のみなさま、
第二陣ではサムライアーティストの剱伎衆かむゐのみなさまがパフォーマンスをしてくださいました!


西崎櫻鼓 with おどりの空間のみなさまのパフォーマンスは、えのぐの和楽器アレンジ同様、さまざまな表情を魅せてくださいました。

優雅だったり、可愛かったり、コミカルだったり、かっこよかったり、美しかったり…。

日本舞踊というものを初めて見たのですが、日本舞踊ってこういう表現の仕方をするんだとか、使っている道具とか、初めて目にするものばかりで、リハのときにまじまじと見てしまいました。

ころころ変わる表情、曲ごとの振付や表現、素敵だった…。アンコールのパフォーマンスが本当にかっこよくて、美しくて、ずっと見惚れちゃいました。




剱伎衆かむゐのみなさまのパフォーマンスはまさにサムライで、サムライアーティストという名称に、なるほど…!とめっちゃ頷きました。

刀だけじゃなくて薙刀や扇子まで出てきて、戦う姿ってなんでこんな燃えるんだろう…。

戦う姿だけじゃなくて、フラストレーションガールで、お三方が同じ振りをしてたとき刀の角度までピシッと揃ってて、めっっっちゃかっこよくて痺れましたね…。

殺陣のパフォーマンスも初めて見たのですが、あの視線で感情を語ってる感じ。思わず息を呑んで動けなくなるような鋭さが本当にかっこよかった。


あの、なんていうか、目が足りないよね。

日本舞踊も、殺陣も、和楽器演奏も、見たいところ多すぎて…というかVRアイドルのライブでこんなに色々なエンタメが楽しめるってどういうことなんだと思ったし、なんならリハ中「贅沢だあ…」ってちょいちょい口に出してた。

ご一緒できたこと幸せすぎるな…。改めて、一緒にライブを創れたことに感謝。
ご出演、本当にありがとうございました!!!!




あとあと、新曲の話もしたいよねえ。
文字数大丈夫かな、いけるか。いけるよね、ブログさん???

しっかりブログに特に意味のない圧をかけたところで、新曲の話を進めていこうね〜。



まずは『鏡花水月』

TOKYO IDOL FESTIVAL 2022で初披露したこちらの新曲。和風な楽曲です。

最初のイントロを聴いて、聴かせる系の大人しい曲か〜と思わせておいて、Bメロから雰囲気が変わり、サビもリズムが早い、わりと踊る系の和風楽曲。

私はそんなにダンス得意じゃないけど、踊ってて楽しい。あとDメロの私が踊らずに歌ってるところのダンス難しそうだなあと思ってる。


歌は、サビが結構早口で韻を踏んでいる歌詞だから噛みそうで大変。いつだってどきどきしながら歌ってる。っていう裏話。

ラスサビは全員で歌うんだけど、早口な歌詞をみんなで歌うのって難しいよね…。でも実は私えのぐ全員のユニゾン好きなんすよ…良くない…??自分で言うんかって感じだけど。


好きといえば、あんずの「好きだよ」の部分、みんな好きって言ってくれて嬉しい!ここもいつもどきどきする。

この曲の好きだよの言い方ってわりと限られてるけど、どういう好きだよにしようかなって踊りながらすごい考えてる。
だから同じ好きだよってなかなか出ない。ライブだよね〜〜〜。なんだその感想。これも自分で言うんかって感じですね。


まあでも、鏡花水月に限った話じゃなくて、やっぱりライブは一度きりだから、まったく同じ感情のときってないし、
たとえ同じ感情を持っていたとしてもコンディションは絶対毎日違うから、歌い方も踊り方も少しずつ違ったりする。

個人的にはそういう、その日にしかない"感情"なライブをしてると生きてるって思える。だからライブが大好きだし、いつだって全力で生きたいって思う。

とまあ、めちゃめちゃ話が脱線したうえに、思った以上に長く語ってる。話を戻して次行きましょ!



次に『one and only』

あんずと環ちゃんの新しいユニット曲です!
"約束"がテーマの曲。愛、とかもすごく深いキーワードかなと思います。

環ちゃんと次のユニット曲どういうのにしようか?って話をしたとき、
奈央ちゃんとハルちゃんはダンス、だったら、あんずと環ちゃんは歌唱力に挑戦しようということに。


『君がいてくれれば』も前回のPOSSIBLEからかな?
生ハモに挑戦し始めて、だから今回の曲もハモるやつやりたい!って環ちゃんが話していて。

ハモリががっつりあったり、掛け合いがあったり、まさに二人だから歌える曲だなあと個人的に思ってます。

二人で歌って完成する曲がいいなあ〜、とふんわり勝手に頭の中で考えていたのですが、想像以上に素敵な曲が来ました。こういうの好きなんすよ…めちゃ好き…どストライク…。


環ちゃんは、君がいてくれればも、one and onlyも、ハモリ楽しい!ってすごい笑顔で取り組んでました。可愛いね。

この環ちゃんめっちゃ良いなと思ったのでぺたり。

環ちゃんの魅力は、良く通る声、だと思うんですけど、だからこそバラードの歌い方とかですごい悩んでたりしてて。

もともと私がそんなに通る声じゃないし、バラードになるとさらに息が多くなって存在感なくなりがちだから、二人の声のバランスというか、どうしても環ちゃんの声が強く聞こえちゃう問題が浮上したりしたのですが。

音響の方にどう歌ったら、どこを意識したらいいかとか聞いたり、たくさん歌い方の研究をして、どんどん良くなっていく環ちゃんの歌声に私も負けてられないなって気持ちになった。

私ももっともっと、歌うまくなりたいし、心に深く響く歌が歌えるようになりたい!!なるぞ!



そして『Too good』

奈央ちゃんとハルちゃんの初ユニット曲です。
超絶かっこよくない!?!???あとめっちゃ頭に残る。

二人の歌やダンスの相性っていうんですか、歌声もダンスの癖もぜんぜん違うのに、なんだろ、ハマってるっていうか。これこれ〜!みたいな。

この二人だからこその曲だなって思いました。


今までのえのぐ楽曲でやってきた曲より断然難しいダンスで、環ちゃんとひょええ〜って言いながらリハとか見てました。


二人のすごいところとして、言われたらすぐ直るところ。

どういうこっちゃって感じですけど、療養明けにダンスレッスンがあって、ダンスの振りを細かく見てもらってたときに

「やっぱり、ここはこの動きも入れたいな」とか「ここの振りをもうちょっと揃えよう」とか先生に言われて、先生とハル奈央二人で確認して少し踊ったら、さっきまでと振りの揃い方が全然違うんですよね。

そういうすぐに対応できるところ、というか、ちゃんとそれでぴたっと息が合うところがさすが二人だなあ、と感じました。かっこいいよ、ほんと。


ちなみに私の好きポイントとしては、ちょっと…あの…言葉じゃ上手く言えないんですけど、相棒!って感じのあそこの振りが好きなんすよね。

1Bのお互いの手をぱしんってして、拳こつんってして、すっと離れていくところ!!!伝われ!!!!!



最後に『恋擬き』

来ちゃった、とてつもなく切ない和風楽曲…聴かせる系はこっちでした…。

この曲すごい難しい。Aメロも少し低めの音だったり、Bメロもサビも普段と違う歌い方をしたりして、なんだろ、細かい技術力?も必要だなあと思います。

もちろんリズムの意識とか、表現力とか必要なものはたくさんあるけど、まだまだここから成長していく曲です。


でもなんていうか、昔の私たちでは歌えなかった曲だよなあ、と。
今だから歌えるようになったけど、でもまだ、もっと良くなる。

この曲の成長を楽しみにしていてもらえたら嬉しい!


ちなみに私はこの恋擬きも大好物です。超すき〜!!
えのぐの新曲来るたび「この曲好きだわ!」ってなるので、好きがめちゃめちゃ増えていく。うおん。


あっそうそう、この曲のサビの振りは、みんなと一緒にできる簡単な手振りになっているので、これを伝授する振り講座もしたいなあ…!

タイムシフト見られる方は、ぜひ見ておいてもらえると!!
大絶響祭のタイムシフトは9月30日まで見られます!!!!
タイムシフト見てほしいので強調してみました。えへ。


ということで新曲語りコーナーでした。ぱちぱちぱち。



で、実は他にもまだまだ言いたいことはたくさんあって。
なんといってもセット!!!やばない?
いつこのこと触れよう…ってずっと書きながらそわそわしてた。

これ組んでるところも遠くから見させてもらってたんだけど、いや…すごい感動した。


見ただけで「祭りじゃん!!!!」って楽しくなっちゃうような豪華なセットを組んでいただけるの幸せだよね。提灯ついてるし。大絶響祭ぴかぴか光るし。かっこいい。


このライブのために、言い出したらもうキリがないくらいたくさんの人が動いてて、素敵な出演者さまたちがいて、応援してくれるみなさんがいて。
全員で一緒に最高なステージを創れるの、最高に幸せ!!!!

一緒にライブを創ってくださるみなさんのことが心から好きだ!


ライブをさせてもらえるたび、みなさんの愛を感じて、感謝の気持ちでいっぱいになるし、アイドルで良かったって気持ちになる。

アイドルにならなかったら、
えのぐのみんなと、あなたと出会ってなかったら、たくさんの感謝の気持ちとか、悔しさ、楽しさ、それを感じられる幸せを知らないままだったなあ。奇跡だなあ。

そんな気持ちにさせてくださって、本当にありがとうございます。


4周年記念ライブのブログ書き上げられなかったぶん、たくさん感謝と愛を伝えるぞ…!

私は人見知りだったりで、面と向かって何かを伝えることがあまりにも下手なので、ここで気持ちを伝えようとするとブログがめちゃめちゃ長くなる。なんか書く度に長くなっている気がしなくもない。

長ったらしく色々言ったけど、みなさんへの気持ちを短くまとめるなら、
ほんとにほんとに、だいすきなんだよ〜!
の一言です。伝わった??


この気持ちや感謝を忘れずに、これからもがんばりたいな。



最後に、ここからは真面目な反省話。


今回のライブ前に、私を含めたメンバー3人がコロナウイルスに感染してしまい、しばらく療養していたため、
立ちたかったステージに何本も立てなかったり、大絶響祭の準備期間も短くなったり、周りの方々にたくさんご迷惑をおかけしてしまいました…。
本当にすみませんでした。

みなさんにも心配かけてしまって、ごめんね。たくさん元気づけてくれて、ありがとう。


今回、準備期間が短いということで朝練の許可ももらって、朝から曲間の繋ぎ、次の曲への動線の確認、新曲の細かい振り確認をしたり。
ぎゅぎゅっと短期間でしっかり詰め込んで挑んだ大絶響祭でした。


いろいろと悔しい思いが強いので、体調はもちろんこれまで以上に気を付けるし、自分の身体の使い方、ブレスの仕方とか、安定感とか、もっと上手になりたいし、学びたいし、身につけたいなあ。

まだまだ成長途中なので、伸び代だらけ。
と、思って前向きにがんばる!!上手くなる!
だから、しっかり見ていてほしい。


ここまで読んでくれて、ありがとう。
あなたにとって、最高の夏になっていたら嬉しいです!
次のワンマン、冬も楽しい祭りにしようね。

そして、これからも一緒に道なき道を歩いていこう!

鈴木あんず