突然ですが
安藤まり子さんが、すごいです。
先日1/14
NHKの歌謡コンサート
「私を変えたこの一曲」で歌っていて
◎マリモの唄◎
という曲を初めて聴きました。
昭和28年
テレビの本放送が始まった年から
今日まで歌い継いでいるそうです。
この素晴らしさを
どうにかしてお伝えしたくて!
動画を探しました
消されてしまわなければ
YouTubeで観られます
↑ここを押して聴いてみてください。
動画は2012年の年忘れにっぽんの歌に
出演した時のものです。
竹下景子さんの曲紹介で始まります。
去年の暮れ、年忘れにっぽんの歌を五反田まで聴きに行ったのを思い出します。
今年85歳を迎える安藤さん。
(この動画の時は、まもなく84歳を迎える…との紹介がされています。)
85歳?
あり得ない…
あり得ないです。
1/14にテレビで、生放送で、観た時の
あの感動。
皆さんにも、ぜひ観てほしかった!
(><;)
85歳の歌声
というものの概念が覆りました。
私はレッスンで、もう少し若い方々の声をよく聴かせていただきます。
もちろん安藤さんは長年歌ってきたプロではありますが。
でも
それでも、85歳なんです。
日常の声にすら、支障が出るような
そんな事が当たり前の年齢なのです。
なんて豊かな声なんだろう!!
でも、発声とかそういうレベルじゃなく
なにより
歌に、心があります。
85年分の、人生があります。
少なくとも、私には
そう聴こえました。
涙が流れるか?と思うような感動
流れなかったのは
驚きが頭を右往左往していて
ちょっとパニックだったからだと思います。
興奮していました。
私の夢は
素敵な旦那さんを見つけること
…ていうのは直近のものなので
置いといて(¬_¬)
改めまして。
私の夢は
「一生歌える心と身体でいる」
というものです。
私は歌を生業としていますが
精神的にも身体的にも
もちろん経済的にも
一生歌い続けるという事が
いかに難しいか、という事を知っています。
もちろん
ここで言う「歌う」とは
人に求められて歌うことをさします。
なので、少し前までは
「一生歌い続けること」が夢でした。
ですが今では
「一生歌える心と身体でいること」
少しだけ、ニュアンスが変わりました。
死ぬ前の日、
もっと言うなら死ぬその直前まで
「歌っていられる」という事は
大変な努力を必要とします。
鼻歌じゃないんです
歌いたい!んです。
そのような自分でありたいと、思い
努力し続けたいと思っています。
ただし
本当にそれを実践している人を目の当たりにしたのは
今回が、初めて
安藤まり子さんが、初めてでした。
ああ、私はこのようになりたいのだ
明確な目標を見た思いでした。
野球少年が
イチローやマー君のプレイを目の前で観た時の興奮て、こんな感じなのかもしれません。
こんな風に歌える85歳になる事を考えて
このあと50年以上の私の人生が
奮い立つ気分でした。
そしてもうひとつ。
私の感動を増してくれたもの。
それは
私がレッスンを持たせていただいている皆さんにも、やはり無限の可能性が広がっているのだ!
という、確信でした。
私は、ただ
誰かの歌をちょっと上手くしたいとか
そんな上目線の気持ちでスタジオに立ち
人生の大先輩に「先生」などと呼ばれて
いい気になったりは
絶対に、したくないです。
今までも
これからも
絶対にそんな自分がいたら、許さないです。
今はまだ力不足であろうとなんだろうと
声を出せる、という幸せほど
自分の努力によって勝ち取れるものはない
と信じて、そのお手伝いをしたい
そう、心から思っています。
死ぬまで声を、どこまでも気持ち良く出せるなんて
本当に幸せ
死ぬまで想いを、遜色なくきちんと相手に伝えることができるなんて
本当に、幸せなことです。
それを
一人でも多くの方に
知ってもらい
感じてもらい
実践してもらえるお手伝いをする。
そして
私を信じて実践してくださった方が
自分の未知なる可能性に驚き
自分が持つ可能性を
再び信じられるようになるお手伝いをする。
そんなインストラクターになりたい
そんなインストラクターでありたいと
いつも、毎日、毎回
思いながらレッスンをさせていただいています。
これからも
皆さんと共に一喜一憂しながら
声の素晴らしさを伝えられたら、と思い励みます。
安藤まり子さんのように
人生を歌で包み込み
優しい笑顔で歌える日が
私にも
私が関わる全ての歌を愛する皆さんにも
必ず来ると、信じています。
それではまたね~
ららららるる~
松岡修造
じゃなくて、榎本真紀よりww