つづく、なんて書いて

前の記事では、一旦休憩いただきました。

さあ、連合渡御が始まります。

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これは砂蹴りという、始める際に執り行われる儀式の様子です。

さすがに人手が多すぎて、足もとまではまったく写りませんでした。

これが終わると、物凄い歓声とともに一番が上がります!

それを合図に葵太鼓も演奏で応援を開始!
一番から五十五番までのお神輿の出陣を、最後の最後まで送り太鼓で盛り上げます!

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山車の上で、そして下でも、皆で交代でずっと叩き続けます。

進み具合によって何時間でも、どれだけ時間がかかろうと
そんなの関係なく
すべてのお神輿が出陣するまで、力の限り叩き続けます。

私たちは、私たちが目立ったり楽しいから叩いているというのではなく
お神輿のために、お祭りのために、そのお祭りを楽しみに来てくださっている沢山の観衆の皆さんのために
自分たちのできる事を力いっぱいやりきる、という感覚で叩かせてもらっています。

こんなに素晴らしく、沢山の人間の気持ちが集まっているお祭りで叩けるなんて
太鼓打ちとして
こんなに幸せで光栄なことは、ないです。

運命的な繋がりでこの葵太鼓のメンバーになれたこと
そして
その葵太鼓に長年携わり続けられた幸せ…

沢山の力が集まってお神輿を揺らしながら威勢のいい「わっしょい!」を聞いていると

いろんな気持ちがバーっと巡ってきて、本祭りは毎回心がぐっとアツくなります。

今年も
朝7:30にお神輿が上がってから9:15頃までの2時間弱
プラス
決められたルートを周ってもう一度八幡様の前に戻ってきて、そのあと各町会に帰る最後の交差点でずべてのお神輿を送るのを4時間くらい

早朝から叩きに叩きました!

午前中はずっと曇り空で、天気予報では突然の豪雨も警戒されていたくらいだったのに
私たちが太鼓を構えていたポイントではほとんど降らず
むしろ、午後からは日差しでジリジリ…ハチマキ焼けがくっきりおでこに残るほどのいいお天気になりました!

水かけ祭りの名の通り
ザバザバお神輿や担ぎ手に水をかける沿道のお客様や町会の皆さんの勢いも
すがすがしくて気持ちの良い風景でした。

お神輿を担いできた沢山の皆さんには、太鼓の音でずっと拍手を送り続けましたが、届いたかしら。

私たちができることは太鼓を叩くことだけですが
皆さんに勇気を与えられたなら嬉しいな、と思っております。

お疲れさん、の一言で報われる体の痛みってありますよね。
いつも叩く叩き方と全然違うし長時間だし…と慣れない任務に背中はバキバキでしたが
心はあの日のお天気のように晴々としていました。

次はまた
何もなければ3年後に本祭りが来ます。

今年は東日本大震災の早期復興を願ってお祭りが執り行われました。
私もその気持ちを、常に忘れずに叩きました。

3年後の日本に、今以上に光が差し込んでいますように!
自分自身も磨きながら、また頑張っていきたいと思います。

8/13
太鼓の宴へ、つづくー?