優しさが切ない。
哀しいけど、面白い。
大人の童話。


ゲームって良いよ。
マザー3なら、そう言える。
俺もタツマイリ村の住人だった時間は、とても幸せでした。
なにが?
と、聞かれると困ってしまう。
マップの上の小さな置物から、全体を流れる奇妙な感覚。
全部語りたくなっちゃう!
全部は語れないし、ネタバレもしたくないから、うだうだと書いてます。
車のアクセルやハンドルにある「遊び」の部分が、このゲームの「核」である。
遊びのあるゲームって、マザーシリーズ以外でなかなか思い浮かばない。
この「遊び」をいつまでも楽しんでいたかったが、そうなると「遊び」がスリヘって無くなっちゃう。
絶妙なバランスで物語は終わる。
遊びが遊びであるうちに。
そして、現実へと戻ってきました。


現実の俺はみじめだよ。
そう感じてる。
悲しいほどにみじめなんだ。
でも、まあ、幼かった主人公のように。
スリッピーのように強くなろう。
誰かの為に優しくなれる。
そんな人を目指して。