2016年1月に始めたこのブログ。
気が付けば、3年以上が経過していた。
元号も変わった。
筆者、現在33歳である。
筆者が結婚を望む理由は、折に触れて述べてきた。
しかし、思い返してみると、婚活を始めた本当の動機は、「結婚したいから」ではなかった。
ブサイクだから。
理系だから。
東大院卒だから。
第三者に対して、自分に対して、そう言い訳しながら、筆者は恋愛や結婚と対峙することを避けてきた。
一人で生きていくのかな。
冷静にその未来を見据えつつ、どこか諦められない気持ちもあった。
両親も然り。
娘が嫁がない現実をそう簡単には受け入れられない。
母親はたびたび苦言を呈した。
「学生のときの○○くんにしておけばよかった」
「貴女がえり好みするから結婚できない」
「どなたかご紹介くださる方はいないの?」
そうだ。
ならば証明してみせよう。
筆者が結婚できないことを。
婚活したけどダメだった。
その事実があれば諦められる。
親も、自分も。
わずかな望みを捨て、現実を受け入れることができる。
あられは結婚できない。
このことを証明するために始めた婚活だったのだ。
そうは言っても、人間は欲深いもの。
婚活すればするほど、諦められなくなり、泥沼にはまっていったのは、皆さまご存じの通りである。
ただ、一つだけ決めていたことがある。
33歳になったら婚活をやめる。
高齢出産を回避しようと思えば、33歳がボーダーだ。
女性としての市場価値は大きく下落する。
この時点で結婚のめどがついていなければ、きっぱりと足を洗うことを決めていた。
そして、筆者、現在33歳である。
婚活からは足を洗った。
長い間、応援してくださった読者の皆さま、ありがとうございました。
皆さまの温かいお言葉が、わたしの支えでした。
ご報告が遅れましたこと、お詫び申し上げます。
お前みたいなやつ一生結婚できるわけない、そう嘲笑ってくださる皆さま、ご期待に沿えず申し訳ございません。
わたくし、あられ、
結婚しました。