1週間に4人との面接はさすがに追い込みすぎたと反省中。



4人のご紹介の前に、いきなりブロック38人目を片付けてしまおう。

33歳産業医大卒、某企業産業医。
身長175cm、見た目は地味なサラリーマン。


マッチング後すぐに面接のオファーがあった。
日々いいね!カウントを上げているし、数をこなすタイプと察する。
期待はせずにお会いすることにした。


連絡はかなりマイペース。
ひとりごとのように5連投したかと思えば、2日間連絡なし、など。


実際にお会いしてみると、気のいいお兄さんという感じ。
地味な風貌とは裏腹に、トークは軽妙である。



●産業医に加え、有名私大の特任助教の肩書きも持っている。
●京大卒商社マンの父を持ち、幼少期はNYで育った。
●育ちの良さを自負しており、相手にもそれを求める。
●知的好奇心が強く、読書家。その時読んでいたのは機械学習に関するもの。
●ブス、デブ、バカが嫌い。




ペアーズは始めたばかりで、面接は今回が初めてだという。
ダイエットのため飲酒を控えており、40日ぶりのアルコールとも。


ふむ。この慣れ具合でその証言は疑わしい。


筆者「初めてならこれから会いたい人いっぱいいますよねー。」
F氏「いや、そんなに会うつもりないよ。すぐ辞めたいと思ってる。」


ふむ。そのペースならどんどん会えるよ。


F氏「年収1,700万までなら6時に帰ってこられる。もっと必要なら稼げるけど、帰りは遅くなっちゃうな。」

F氏「仕事は続けても続けなくても好きなようにしたらいい。もちろん、今度の資格試験も応援するよ。その間、食事や身の回りのことを世話してあげることもできる。」


ふむ。かなり具体的に結婚をにおわせる。



素数好きやら、婚活事情やらで意気投合し、ビールも進む。
序盤の話が本当だとすれば、久々のアルコールで酔いが回ったのか、かなり酔っている様子。
そして、F氏のボディタッチが増えてゆく。
なぜか容姿を褒めそやす。


筆者は警戒心を強める。


すると終盤、F氏はおもむろに名刺を差し出した。
某企業の名刺と有名私大助教の名刺。

F氏「ここまで来たらちゃんと身元は明かしておこうと思って。」


ふむ。一体どこまで来たんだ。


店を後にすると、すかさず手を繋ぐF氏。
がっつりハグも。

F氏「酔っ払っちゃってごめんね。今度は週末にシラフでデートしよう。」



その約1週間後の出来事が基礎が足りないで記したもの。


一次面接にしては、あまりに身体的接触が多かった。
ただの酔っ払いだったのか、結婚をチラつかせ事に及ぶのが目的だったのか、真実は闇の中。


いずれにせよ、名刺をばらまくのは安易だ。
リスクマネジメントが足りないと、助言してあげたい。
悪用しちゃいますよー。


(注)偶然にもFBで共通の友人がおり、架空の人物でないことは確認済み。