人は慣れるし
人は忘れる
でも
覚えている
一瞬で蘇る
6月上旬
入園から2ヶ月。
登園できないような発熱や
風邪などもなく過ごしてきた。
だがそれは確実に
我が子に忍び寄っていた。
6月上旬某日、朝
なんとなくいつもより
下の子の便が柔らかかった。
食事や冷えなどの影響で
腸内環境でも崩れたのかと
思われる程度の軽微な異変だった。
食欲や機嫌は通常通りで
熱もないので登園。
下痢のみで終わるような
軽いウイルスでも貰ったかもとも
考えていた。
迎えに行くまで
その不安があり落ち着かなかった。
この日は仕事ではなく
受診の日だったため
いつもより早めに迎えに行った。
我が子は元気そうだった。
しかし
先生からの申し送りを聞いて
絶望する。
「今日3回も下痢をされました…」
1日ずっと恐れていた不安が
的中したのだった。
保育中も
帰宅後も
食欲は通常通りで
機嫌も良く熱もない。
ただ下痢をしている。
食後すぐに下すことや
頻度、性状、色、においから
なんらかのウイルス性腸炎だろう。
このまま下痢のみで
終わってくれたらそれでいい…
そう祈りながらやり過ごした。
下痢2日目以降も
嘔吐が始まることはなく
食欲や機嫌も良いままで
ただただ下痢が続いていた。
下痢の性状や頻度は
なかなか快方に向かわないままだった。
そうして
祈りを捧げること4日…
ついに
地獄の門が開くのであった。