THE LAST -NARUTO THE MOVIE- 観了
日向ヒナタの声を水樹奈々が演じていたんだと映画で認識した。ヒロインとしての水樹奈々最強。このLASTの為にヒナタに抜擢されていたのではないかと思えるほど合っていた。拙者的にはね。アニメ開始時のキャスティングをした人の才覚と運に賛辞を惜しみなく捧げたい。電脳空間上の「誤訳御免」だったか海外翻訳サイトで、最終話を読んだUSAの女子ファン達の中でナルトとサクラをくっつける会が出来て、北米版の出版をさせないように気炎を吐いているとか書いてあったけど、今映画を見たらどう思うのかね。
以下ネタばれあるので注意。
できれば観てから読まれよ。
さて、拙者マンガは飛び飛びにしか読んでませんでした。TVアニメも同様。だから現在映画コラボで深夜に放送しているNARUTO特番は傑作名場面集で初見なので見ていて気持ちが良い。放送を連続して見ていると中弛みが長くて困りました。連載に追いつかないようにしているせいでせうが、視聴者としては飽きて見なくなります。
そんな拙者ですが、先日週刊少年ジャンプの最終話の巻50号は入手しました。49号698話ラストのコマで腕を双方失った二人を見て、デビルマンの不動アキラと飛鳥了ぢゃん、と思った人はコメント下さい。
700話を見て、嗚呼699話と700話の間を映画でやろうってんだろうな、と思ったら、その通りなのでした。普通そう思いますわな。699話が白黒で700話がフルカラー。真の最終話は後日譚なのだと思わざる得ませんな。出版社とかアニメ制作会社や放送局の思惑はあれど、原作マンガ家のコンセプトが生かせたのならば文句はありません。
そして、映画。綺麗だし、動くし、世界の危機だし、まあ云う事ないんですけど、なんかナルトが(体がではなく、心が)大人になっちゃって、拙者の心の中ではパワーダウン。映像の中ではスーパーサイヤ人になって大活躍なんですけどね。それと、ヒナタとラブラブで♪二人のため世界はあるの~、みたいな、もう何と云うか小市民と化したナルトは見ていて辛い。しかし、拙者の周辺にいた若い観客は女性も男性も洟を啜っているのです。拙者は最近歳をとったせいか、とても涙もろくなった気がしていましたが、今作には全く泣けませんでしたが、周りは違うらしい。何故泣けるのかが判らない。今もって判らない。この演出でどこで泣けるのか。マンガやアニメでのヒナタの今までのナルトに対する想いの重なりを知らないと泣けないのだろうか。自分の気持ちばかりではなく、他人の気持ちをも背負い込む覚悟が出来たNARUTOの成長を嬉しくは思えても、泣くには至らなかった。
拙者が心揺さぶられなかったのは置いといて、更に個人的趣味丸出しで云わせていただければ、スキマスイッチも良いんですけどエンディングの曲は是非ともハルモニアにしてもらいたかった。折角の恋物語であるからして、相応しいのではなかろうかと思う次第。まあ劇場で見て損は無い映画だと想いました。
(以下yahooより引用)
THE LAST -NARUTO THE MOVIE- (2014)
スタッフ
監督:小林常夫
原作:岸本斉史
脚本:経塚丸雄
音楽:高梨康治
音楽:刃-yaiba-
キャスト
うずまきナルト:竹内順子
春野サクラ:中村千絵
奈良シカマル:森久保祥太郎
サイ:日野聡
日向ヒナタ:水樹奈々
はたけカカシ:井上和彦
うちはサスケ:杉山紀彰
大筒木トネリ:福山潤
山中いの:柚木涼香
秋道チョウジ:伊藤健太郎
ロック・リー:増川洋一
我愛羅:石田彰
解説:コミックでは描かれなかった「NARUTO-ナルト-」のエピソードを、原作者の岸本斉史がストーリー総監修として参加して自ら描いたアニメーション。月の異常接近という事態に、ナルトが地球の危機を救うべく立ち上がる姿を描く。監督を務めるのは、『映画 忍たま乱太郎』やテレビアニメ「英國戀物語エマ」などの小林常夫。少し成長したナルトたちの勇姿と壮大なバトルに引き付けられる。
あらすじ:月が地球に接近し、このままでは崩壊した月がいん石となり、残骸が落ちてくるという最悪の事態を迎えることに。調査を任されたナルトやサクラ、シカマル、サイ、ヒナタは、呪印が刻まれた地底空間にたどり着き、ある計画を知る、そんな中、大筒木カグヤの子孫であるトネリが現れ、ヒナタがトネリの手に落ちてしまい……。