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THE NEXT GENERATION パトレイバー/第5章
 カーシャの過去が少し垣間見れるスナイパー戦のエピソード8とアニメ版(初代特車2課)で描かれた忘れられた地下空間のエピソードの続きを描くエピソード9の二つを上映。
 何故ロボット警察モノに狙撃の話が、と云うのは、押井守の趣味もとへ世界だからです。押井守の著書「ゾンビ日記」や短編映画「50/50」の世界に触れると、嗚呼また趣味に走って…と思わなくありませんが、その趣味性の暴走こそが「うる星やつら」から今に繋がる“クールジャパン”の本質ではないかと思います。スタジオジブリの作品群は結局宮崎駿のオールマイティな作家性に起因するのであって、“ジャパン”とひとくくりにするには無理があると考える次第。趣味の暴走なので、受け入れられる人と受け入れられない人とに二分されてしまうのは惜しい所。
 エピソード9は、旧作ファンへのサービス回。後藤隊長のウイスキーとかね。サンダ対ガイラ等パロディも満載。逃げ惑うシーンには是非とも「ドッシェー!」の掛け声が一つくらいあっても良かったのではないでせうか。
(以下yahoo映画より引用)
THE NEXT GENERATION パトレイバー/第5章(2014)
 スタッフ
監督:辻本貴則
監督:田口清隆
 キャスト
真野恵里菜
福士誠治
太田莉菜
堀本能礼
田尻茂
しおつかこうへい
藤本義勝
千葉繁
筧利夫
高島礼子
螢雪次朗
 解説:1980年代よりコミック、映画などのメディアミックス展開で人気を獲得し、2014年より押井守を総監督に迎えてスタートさせた実写化シリーズの第5弾。特車二課の女スナイパーがロシア時代のかつての恩師と敵として対峙(たいじ)するエピソード8「遠距離狙撃2000」、お宝の眠る地下迷宮で繰り広げられる悪夢のような出来事を描くエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」の2話で構成される。出演は、真野恵里菜、太田莉菜、高島礼子ら。エピソード8の緊張感あふれる展開や、エピソード9の地下迷宮で巻き起こる恐怖に興奮。
 あらすじ:来日中のロシア高官に対して暗殺者が仕向けられたという情報が入る。特別警護に任命されたカーシャ(太田莉菜)だったが、赤いゴルゴと呼ばれるその暗殺者はカーシャのかつての指導者であり、思いを寄せた男だった(エピソード8)。埋立地の地下で捕獲された白ワニが時価20億の真珠を産む。探索に行った整備班が行方不明になり、特車二課が捜索に向かうが迷宮とお宝探しに無我夢中になり……(エピソード9)。