イメージ 1やまむらはじめ/著 小学館/刊 20090124初版533円 サンデーGXコミックス
 案山子と呼ばれる「力」を守り継ぐ村から、ある事件をきっかけに東京の大学へ出てきた枸雅匡平。しかし案山子の操縦者である「隻」の宿命からは逃れることが出来なかった。
 4巻目ですが、人物紹介がまだ終了していないのか、状況説明ができていないのか、まだまだ新キャラクターや過去の因縁とか村の権力争いとか出てきそうな気配が濃厚です。やまむらはじめの作品も陰陽どちらかというと陰の傾向が強く、人間の暗黒面が絶望として形作ったりしがちですが、なんとかエンターテイメント的に進行しているので、今後の展開に期待しています。しかしなんとなく伝奇美少女ゲーム系人物配置というか設定のような気がするのは私だけでしょうか?