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 さて正式名称はなんと言ったのか忘れました。場所は出光美術館です。詳しく知りたい方は出光美術館のホームページをご覧ください。
 出光美術館は東京・有楽町駅から歩いて五分もかからない帝劇の上にあります。私の行った日が失敗したのか出光美術館行きエレベーターの前に既に50人待ち。更にチケット買って展示室に入るのに入場制限の70人待ち。警備員さんの話では平日であればこんな行列はできないそうです。
 風神雷神図屏風が三種類あるなんてこの展示会の情報を聞くまで知りませんでした。図案のパクリと言うより、同じモチーフに挑戦してみました、という感じでしょうか。古く寂れたモノほど有難く感じる日本文化の教育の賜物か、他のブログ等でも語られている通りやっぱり一番古い俵屋宗達の屏風の迫力が違います。オリジナルゆえの迫力とか、やっぱり屏風からはみ出す構図が効しているのでしょう。
 人がいっぱいいて細部を見ることが出来ませんでしたが、今回は一人で見に行ったのでゆっくりと行ったり来たりしながら見比べることができました。三者比較のパネルも展示してありましたが、すっ飛ばしました。だって行列なんだもん。
 他にも琳派の屏風が展示してありました。風神雷神といい菖蒲といい、なんだかNHK大河ドラマオープニングを思い出してしまいました。
 屏風は畳みの上で見るのがようございますね。
 出光美術館は陶器の収蔵品が有名なのですが、残念ながら今回特別展示のため常設展示を見ることは出来ませんでした。休憩ロビーは皇居の景色を見ることが出来ます。この眺望だけでもここに来た甲斐があるというものです。