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 原作を読んでいません。小公女とか小公子とか家なき子とかハウス名作アニメ劇場とか昔は困苦極まっても努力と運で幸福を勝ち取る書籍とかTVとか多く流布されていたような気がします。それすらも古きよき時代になってしまったのでしょうか。
 映画内の詳しい時代設定とかは良く知りませんが、鉄道の描写が無く、馬車と石炭暖炉が活躍しているところを見ると蒸気機関が出回る直前のイギリスなのでしょうか。マニファクチャ全盛時代ですね。昔読んだ本に資本主義が勃興した時代、孤児院等に引き取られた孤児や捨て子の生存率は0%か限りなく0に近い数字で、調査に当たった人々や結果を知った人々が救いの手をさしのべたのが近代の児童福祉の始まりの一つだったみたいなことが書いてあったと記憶しています。オリバー少年は救護院を結果として追い出されたが、彼の人生にとっての幸運だったのでしょう。士郎正宗の攻殻機動隊(マンガ1巻)にも似たような施設の話があったことを思い出しました。
 一見するとご都合主義にも映る見ず知らずの人の善意も、最近観ていて涙が出てきます。歳くったんですかねぇ。

以下yahoo!より引用
解説: 『戦場のピアニスト』の巨匠、ロマン・ポランスキーがチャールズ・ディケンズの名作を映画化。戦争の中で運命をもて遊ばれていく健気な少年の感動物語。主演のオリバー・ツイスト役にはオーディションで選ばれた12歳のバーニー・クラーク。サーの称号を持つ名優ベン・キングズレーの怪演も見逃せない。独特の色づかいで描かれた、19世紀のロンドンのバックストリートは物語の世界観を見事に作り出している。
ストーリー: 9歳の孤児オリバー・ツイスト(バーニー・クラーク)は、救貧院で労働に従事していたが、夕食の席で「おかわり」を求め、救貧院を追放されてしまう。(FLiX)
製作年度 2005年
製作国・地域 イギリス/チェコ/フランス/イタリア
上映時間 129分
監督 ロマン・ポランスキー
製作総指揮 -
原作 チャールズ・ディケンズ
脚本 ロナルド・ハーウッド
音楽 レイチェル・ポートマン
出演もしくは声の出演 バーニー・クラーク 、ベン・キングズレー 、ハリー・イーデン 、ジェイミー・フォアマン 、エドワード・ハードウィック(allcinema ONLINE)