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はじめての出会い

どの感覚を集めたときだったろうか?

日常の中で
焦って
訳が分からなくなる
視野狭窄におちいる
パニック
その恐怖、不安を
辿っていった時だった

浮かび上がってきたのが

背中を向け
肩越しにチラチラこちらを見て
怯えたように
こちらの様子を伺う
小学三年生の男の子だった
8才ぐらいか

はじめまして

と近づきながら
声をかける

ビクッとして
その場に立ちすくむ様子の
その子

怖がっているのを感じたので
膝をついて
目線を合わせ
声をかける

こんにちは
こっちを向いてくれないかな?

おずおずと
こちらに向き直る
その子

その時
自分が彼に「命令」を出した感覚になった

これを
命令と受けとっているのか
この子は

私自身が軽いショックを感じる

命令を受け続けて
怖い命令
その蓄積で
恐怖を溜め込んでいる

そんな背景を
なんだか感じた

さらに語りかける

大丈夫
心配要らないよ

僕は君を傷つけたりしないよ
安心していいよ

微かに頷く

しかしそれも

そうしなければ
怒られる
怖い目に合う
そんな気持ちから
頷いているのを感じて
胸が切なくなる


私のハートを開く


怖いのかい?


首を横に降る

怖くはないのかい?

おそるおそる
縦にふる

緊張しているのかい?

おっかなびっくり
といった感で頷く

まるで
こんなことしていいの?

そんな怯えの態度に感じる


自己紹介をする

僕は未来の君なんだ

君に会いに来た


そっと彼の手を取る

彼の手を
両の手のひらで柔らかく包む

おっかなびっくりの彼


大丈夫


僕が君を生んだんだ
それなのに
今まで君をここにこうして
ずっと長いこと
ひとりぼっちにしていた

すまないと思っている
本当に申し訳なかった

ごめん


謝る

彼は
真剣に話している
私に怯えていて
とてもそれどころじゃない様子

話が通じていないのを
感じる

私の真剣にさが
逆に彼を怖がらせているようにも


どうしたらいいか?



君の名前は?


固まる彼
口をパクパクするが
言葉が出てこない

自分の名前が思い浮かばない
恐怖、緊張の為
パニックに陥っているように
見える


その様子を見ていて
心が痛む

どれだけの
プレッシャーの中で
過ごしてきたのか....
その痛みを感じる

微かに
本当に微かに
小さな声で

ユウキ

と答える


そうか
君の名前は
ユウキか

よろしくねユウキ君

俺は君のお兄さんみたいなものなんだ
これからは
君をひとりぼっちにさせたくないと思っているよ

彼の目を見て言う


緊張していた彼が
スーっと力が抜け
白目を向くような感じで
後ろに倒れる

危ない!!

後ろに倒れた彼は
痙攣を起こしている

とっさに
舌を噛みきったら危ない
とひらめき

彼の口に
ハンカチを押し込み
それを噛ませる

本当にこれでいいのかは分からないが

痙攣する彼を
なんとか横向きにして

見守る

意識を失いながら
小刻みに痙攣する彼

彼の頭と
お腹に手を当てながら
気を送るイメージをする

しばらくして痙攣は収まる


ここにこうしてはおけない

そのまま
抱えて
突きつけのヒロシと
さみしんぼのヒロくん
が住んでいる家へと運び

布団に寝かして上げる

顔色が悪い

鉛のよう

横向きにしてして
そのままに

静かに寝かしてあげたい
このまま静かに寝入ってくれれば

....

どうやら大丈夫な様子


突きつけ人格ヒロシが

なんだこいつは

と声をかけてくる

事情を説明する

珍しく神妙に聞いている様子

何かを感じ取ったのか?


どうか仲良くしてやって欲しい


ふん

と答えるヒロシ


さみしんぼヒロくんは
ジーっと
ユウキを
ジーっと観察している

時々俺を見ては
また観察する


これからここで
三人の共同生活が始まるのか?


これが
怯えのユウキとの
ファーストコンタクトだった
私の中で
現在、常に活発に活動している人格の一人


年齢は高校2、3年
17.18歳か

出会った場所は
昔、通った高校の教室

ポケットに手を突っ込み
机に腰掛け
俺をにらむ

特徴として
彼の言う
「本質」
を知らない者を
とことん見下す
卑下する

そして
その者たちを
馬鹿者ども
無知の輩と言い切るほどの
怒りを
マグマのようにくすぶらせている

固い表情
鋭い眼光

その基準に外れるものに対し
真実を
本質を

そいつの等身大を
ありのままの現在地を

その本質的な人間の醜さを
その醜さを!!

目の前に突きつけたい

首根っこつかんで
目の前に突きつける

目をそらせないほど
そむけられないほど

ごまかせないほど
無いことに出来ないほどに

突きつけ
さらして

暴きたてたい

知らしめてやりたい

そんな爆発寸前の
怒りをふつふつと溜め込んでいる人格

時々大爆発もする

そんな
突きつけ人格ヒロシ